とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はオリンパスのカメラ「OLYMPUS PEN D」とその作例をご紹介します。
PROFILE
![月乃](https://i0.wp.com/encounter.curbon.jp/wp-content/uploads/2022/10/91ED94FD-3613-4D83-9A0D-65E061B6E9DE.jpg?ssl=1)
PROFILE
月乃
1995年1月生まれ。埼玉県在住。平日は会社員をしながら週末にポートレート中心の作品撮りをおこなう。感情を写し、ストーリー性のある写真を撮ることを得意としている。喫茶店巡りが趣味で喫茶店の写真も多く撮影している。
@tukinonno_photo![](https://i0.wp.com/encounter.curbon.jp/wp-content/uploads/2022/10/2518E92E-490E-4060-9D58-EDFDDC05B296.jpg?resize=1439%2C959&ssl=1)
わたしがこのカメラで撮る理由
カメラとの出会い
普段フィルムは一眼レフカメラをメインに使用していますが、もっと気軽にシャッターをきれるフィルムカメラが欲しいと思うようになりハーフカメラのOLYMPUS PEN Dを購入しました。
色々な種類のPENシリーズの中からこのカメラを選んだ理由は、一眼レフカメラのように自分で露出やピントを設定をできるのにポケットに収まってしまうくらいコンパクトだからです。
OLYMPUS PEN Dを使い続けたい理由
シャッター音が控え目なので人目を気にせずに使用できます。絞って風景写真を撮ることもできれば、開放でボケ感のある写真を撮ることもできます。
また、レンズが広角なのにF値が明るいので喫茶店など室内での撮影も可能です。旅行や喫茶店巡りのお供に最適なカメラだと感じています。
information
OLYMPUS PEN Dの基本情報
ハーフサイズによる小型軽量化と美しく使いやすいデザインによって、1960年代から70年代にかけてハーフサイズカメラの大ブームを引き起こしたOLYMPUS PENシリーズ。
1962年には、最高級のペンをめざしたOLYMPUS PEN Dが発売。コンパクトなボディーにF-zuiko F1.9 32mmの大口径レンズ、高速1/500秒シャッター、露出計などを詰め込んだ「プロ仕様のペン」。F1.9からF16、1/30秒から1/500秒までこの露出計はさまざまな光の条件をカバーする。
幅・高さ・奥行:108mm×67mm×50mm
重量:400g