加賀と刺身の「じゆうな写真」の控え室からvol.1 ケビンス山口コンボイ【前編】

#加賀と刺身の「じゆうな写真」

加賀と刺身の「じゆうな写真」の控え室からvol.1 ケビンス山口コンボイ【前編】

#加賀と刺身の「じゆうな写真」

ENCOUNTER MAGAZINEにて連載中のかが屋加賀翔の「オフショット話」vol.4の一節にこうあった。

「（市川）刺身さんはすごくおしゃれで、本当に『この世に一着しかない服』を着ていることが度々あるので会うのがいつも楽しみです。刺身さんがスタイリストになって色んな人に服を着てもらう企画があったらぜひ撮りたい」

甘いコースに打ちごろの球を投げ込まれたら、やることはただひとつ。
「この企画、実現させましょう！」
遠慮なく、思いっきり振り抜くことにした。

題して「加賀と刺身の『じゆうな写真』」。
ゲストにはケビンス・山口コンボイ、そしてディレクションには写真家・向後真孝を迎えたこの企画。
今回はその舞台裏をお届け。

作品本編はこちらから↓
加賀と刺身の「じゆうな写真」vol.1 山口コンボイ

——コンボイさんってメイク前も色気のあるお顔立ちですよね。
刺身：同期で一番男前だよね。
コンボイ：まだまだ全然テレビにも出てない頃、マツコデラックスさんに「あんた稀代の男前ね」ってお褒めの言葉をいただいたんですよ！仕事でたまたま同じ場所に居合わせただけだったので、僕のこと芸人だなんて思ってなかったっぽいですけど（笑）。
加賀：えっ、番組の中でとかじゃなくて!?
コンボイ：そうそうそう。
刺身：おぉー、メイクしたら眉毛の存在感すごいね。いいねえー！男前！
加賀：ギリシャ系っていうか…（笑）。

——今日は刺身さんの私服でコーディネートを組んでもらいました。
刺身：そうですね。今日は3コーデ用意してきました。この紫のスーツはコットンの西村さんの結婚式の二次会に着ていったやつなんですよ。めっちゃ浮いてたけど（笑）。しかも、持ってた食べ物をぶちまけて悪目立ちしてね…。
加賀：刺身さんって、世の流行りを追ったようなファッションじゃないですよね。
刺身：ファッション詳しい人って、ブランドはどこどこの何々、みたいに言うじゃないですか。けど、僕の服は道端で買ったやつとしか言えなくて…（笑）。
加賀：それがすごいですよね！だからいろんな人に刺身さんの服を着てもらいたいって思ってたんですよ。
刺身：ありがたいわー、加賀ちゃんがそんなふうに言ってくれるなんて。
加賀：だから「今日はどんな服なんだろう」っていつも刺身さんに会うの楽しみなんですよね！

——刺身さんはどれも個性的なお洋服ばかりですが、購入されるお洋服の単価は大体いくらぐらいなんですか？
刺身：下は500円とか…。仕事で福岡へ行ったとき、待ち時間があまりにも暇すぎて、3万くらいのシャツを買ったことが1回だけありますけど、高い服といえばそれくらい？
加賀：暇すぎてって感じなんですか（笑）。
刺身：そう、暇すぎて。しかも、たまたまポップアップで福岡に出店してた、下北沢にもある店で（笑）。
コンボイ：ハハハ（笑）。（メイク中で思うように話せないコンボイ）

刺身：芸人も売れてくるとよく、いい値段のするブランド物の服とか買うようになるじゃないですか。で、服好きってことでファッションの話題をふられることもよくあるけど、ブランドとかよく分かんないから「サイズ感がいいっすねー」「やっぱりこの色がね…」とかでその場を乗り切る（笑）。
一同：（爆笑）。
刺身：インディアンスのきむさんだけ、このトリックに気づいて「派手さでごまかしてる！」って言ってましたね。人が口を出せないようにするっていうのがポイントというか。
加賀：なるほど！

加賀：うわっ！おふたり、今、めっちゃかっこいい！いい！うわぁ〜ちょっとぉ〜。
刺身：オネエカメラマンじゃん（笑）。
加賀：よく言われます！
向後：撮影中テンションあがっちゃうと、だんだん声高くなって「おや？」みたいなときってありますよね（笑）。
加賀：結構あるあるなんですかね。くぅ〜、たまんなぁい！