【作例レビュー】Leica M3|ライカのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.014

はじめてフィルムカメラを買いたいときの疑問を解消する連載「#わたしのカメラ」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

Photographer・河島夏希 (@ntk0529

Leica M3

Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例
Leica M3の作例

Camera

Leica M3

Leica M3のカメラ本体

Lens

NIKKOR-H・C 5cm F2

Film

Kodak Gold 200
Kodak PORTRA 160

Photographer

河島夏希

1988年生まれ、大分県出身・福岡県在住。

カメラを持ち始めて約10年、フィルムカメラに魅了されて3年。フィルムで撮った写真を通して、日常の愛おしさを知りました。
ささやかな日常や、地元の風景、旅先での思い出をフィルムで残すことが好きです。
将来、写真をきっかけに人と人が繋がれる、”写真と喫茶のお店”をつくりたいと思っています。

instagram @ntk0529

わたしがこのカメラで撮る理由

初めてこのカメラのファインダーを覗いたときの感動は、今でもはっきり覚えています。

そこに広がる景色は見たことがないくらい澄みきっていて、一瞬で心を掴まれました。初めてのレンジファインダーカメラに、最初は戶惑いました。
しかし、それ以上に巻き上げレバーの感触やシャッターショックの少なさが心地よく、リズミカルに撮れるので、慣れてしまえばカメラとの一体感がものすごく感じられる点もLeica M3の魅力だと思います。

そして、初めてファインダーを覗いたときの感動は、今もそのまま。
あまりにも綺麗すぎて、被写体と自分との間に何も偽りがなく、見たままに、感じたままに、その瞬間を残せる。

わたしにとって、そんな存在です。

information

Leica M3の基本情報

Leica(ライカ)といえば、カメラを愛する人々の憧れのドイツのブランド。今もなお多くのプロセスを手作業で行い、複雑な構造を組み立ていきます。

そんなLeicaの中でも代表的な存在ともいえるのがMシリーズ。そのMシリーズの原点が1954年発売のLeica M3です。
35mmフィルムカメラの真髄ともいえる、数え切れない伝説を持ったカメラ。まさに世界一のフィルムカメラ、中古カメラの王様の名にふさわしい一台。

現代の技術でも再現できないといわれるファインダー。
耳に心地よく響くシャッター音。
レンジファインダーカメラの極致にして完成形。

Leica M3に並び立つカメラは存在しないといっても過言ではありません。
カメラユーザーなら一度は手元に置きたいLeica M3。

幅・高さ・奥行:138.0mm×77.0mm×33.5mm
重量:595g

#わたしのカメラとは?

「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。