【作例レビュー】CONTAX RTS2|コンタックスのカメラ|#わたしのカメラ|vol.104

とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はコンタックスのカメラ「CONTAX RTS2」とその作例をご紹介します。

PHOTOGRAPHER PROFILE

工藤 哲弥

PHOTOGRAPHER PROFILE

工藤 哲弥

大分県出身 / 東京都在住
2022年から写真を撮り始め、ほどなくフィルムカメラを使うようになりました。
フィルムで撮ると撮影からプリントまでの一連の体験が全て愛おしく思えます。
大切な人達との時間を少しでも多く残したいと思っています。

instagramのアイコン @_kudooooooo 別のタブで開く

CONTAX RTS2の作例

CONTAX RTS2の作例
CONTAX RTS2の作例
CONTAX RTS2の作例
Model|@mokumoku_haro
CONTAX RTS2の作例
Model|左:@g_photogg 右:@tomoyan_u
CONTAX RTS2の作例
Model|@two.leavez
CONTAX RTS2の作例

わたしがCONTAX RTS2で撮る理由

約1年前、同じカメラを持っている友人から勧められて初めてのフィルムカメラとして購入しました。

まず見た目がかっこいいです。
初代のRTSからデザインをポルシェ社が担っているということもあり、人間工学に基づいた使いやすい設計と革張りのボディが、使っていて気分を上げてくれます。

このカメラはシャッターが羽のように軽く、僅かに押すだけで撮れてしまうため、使い手の身体の動きを敏感に感じ取ってくれる反応性の良さがあります。
絞り優先モードで撮ると、まるで脊髄反射で撮っているような感覚を味わえます。
描写に関しては、Y/CマウントのCarl ZeissのPlanar 50mm f1.4との組み合わせが抜群に良いです。逆光で撮れば柔らかい光を、順光で撮れば被写体を実物よりもシャープに写してくれます。

このカメラを使い始めてから感情が素直に乗った写真が増えたように思います。
考えるより先に感覚で撮れるカメラなので、現像から返ってきた写真を見て、撮影時の感情や新しい自分の視点に気づけるのが楽しいです。
今回掲載させていただいた写真もじっくり撮ったというよりも「あ、いい!」のタイミングで撮った写真ばかりです。

information

CONTAX RTS2の基本情報

CONTAX RTS2の本体写真

CONTAX RTS2 は、1982年に、CONTAX RTS の後継フラッグシップ機一眼レフとして発売されました。
RTSはReal Time Systemの略で、「撮りたいときにシームレスに撮れる」という設計思想をネーミング化したものと言われています。

ポルシェ社が手掛けたデザインは他のカメラにはない美しさがあり、手に馴染むように人間工学に基づいて設計された為、お洒落さと実用性の両方を兼ね揃えています。

デザインこそRTSと似ていますが、内部は大幅に改良されています。
AEロックやTTL調光ストロボ制御が追加され、ファインダー内も明るく見やすくなる等、デジタル化の波の中で完成された歴史に残るカメラと言えるでしょう。

Y/CマウントのCarl Zeissのレンズを装着できることが強みで、描写力は唯一無二。
現在でも中古市場で人気のある機種です。



幅・高さ・奥行:142㎜×89.5㎜×50㎜
重量:735g (電池別)

そのほかのCONTAXの作例記事はこちら↓↓