【作例レビュー】Canon Autoboy 155|#わたしのカメラ|キャノンのフィルムカメラ|vol.040
はじめてフィルムカメラを買いたいときの疑問を解消する連載「#わたしのカメラ」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はキャノンのフィルムカメラ「Canon Autoboy 155」とその作例をご紹介します。
Photographer・yasuha (@memo__lib)
同シリーズ『S XL』『D5』『S2』『MINI T』の作例記事はこちら。
Canon Autoboy S XL|#わたしのカメラ|vol.016
Canon Autoboy D5|#わたしのカメラ|vol.027
Canon Autoboy S2|#わたしのカメラ|vol.032
Canon Autoboy MINI T|#わたしのカメラ|vol.036
Canon Autoboy 155の作例
Camera
Canon Autoboy 155
Film
Kodak ColorPlus 200
Photographer
yasuha
1995年生まれ、熊本県在住。
日々の生活で目にした、うつりゆく光景をフィルムカメラで記録している。
instagram @memo__lib
わたしがCanon Autoboy 155で撮る理由
カメラとの出会い
友人から貰ったのは、カメラ屋のジャンクコーナーに眠っていたというCanon Autoboy155。
当時日付つきのフィルム写真に興味を持っていたので、とても嬉しい出会いでした。
Canon Autoboy 155を使い続けたい理由とは
Canon Autoboy 155は数あるAutoboyシリーズの中でも、特に軽く、小さいサイズ感が特徴です。
撮影から巻き取りまで片手で完結する手軽さ、そしてコンパクトフィルムカメラとは思えない鮮明で温かな描写が魅力的で、使い続けています。
また、Canonの純正リモコンでセルフ写真も撮れるので、集合写真を撮りたい場面でも活躍します。
Canon Autoboy 155が作品にもたらした影響とは
私がCanon Autoboy 155で撮る写真は、整った美しいものを求めず、画角や距離感はあまり気にせずに、その一瞬を感じたまま素直にシャッターを切ることがほとんどです。
自分の〝好き〟が詰まった写真は、時間を経ても記憶を思い出させてくれる大切な記録。
ピントがずれても味わい深いですし、思い出は、ぼやけるくらいが丁度いい。
このカメラを使うようになってから、気持ちを込めた写真のよさを実感しました。
心がときめく気持ちをそのままにシャッターを切ると、そのときの声や匂い、空気まで感じ取れる、温もりのある写真を撮ることができます。
日々の光景をこのカメラと共に、心のままに記録し続けていきます。
information
Canon Autoboy 155の基本情報
35mmAFコンパクトフィルムカメラ「Autoboy」シリーズの最上位機種として2002年に登場したCanon Autoboy 155。 小型・軽量・薄型でありながら、37-155mmの高性能4.2倍ズームレンズを搭載。
自動撮影から夜景・ポートレートなど7段階のモードを切り替えることができるベストショットダイアルや日付・キャプションの写し込み機能も健在。
一部外観にアルミを使用し、グリップ部分にグリーンのアクセントを施し、高級感を演出した外観デザインに。
気軽に、かつ幅広くフィルム撮影を始めたい人には最適な一台です。
幅・高さ・奥行:112.0mm×59.5mm×48.3mm
重量:225g(電池別)
Autoboyシリーズの作例記事はこちら↓↓
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