【作例レビュー】Kodak EKTAR H35|コダックのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.042

とっておきのフィルムカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回は話題のフィルムカメラ「Kodak EKTAR H35」を特集。
さまざまなユーザーの作例とともに、その使い心地を紹介します。

Kodak EKTAR H35の作例

とても軽くて、気軽に持ち運べるのが最大の魅力!ハーフサイズのカメラだから、枚数も気にせずパシャパシャ撮れるのがありがたいですね。フィルムカメラはまだ使い始めたばかりですが、思い出の瞬間がどんな風に残せたかなー、と現像から上がってくるのを待つ時間のワクワクもフィルムならでは。今までは一眼レフの重さがネックで外ではケータイでの撮影が中心だったのですが、今後はH35が中心になりそうです。

@__ci._.ty__

Kodak EKTAR H35の作例

見た目の可愛さと、プラスチックボディでハーフが撮れる新鮮さに惹かれて購入しました。
普段複数カメラを持って出かけることが多いので、小さくてポケットに入るサイズ感と撮影の小道具としても使えるデザインが魅力でした。
写ルンですと同じようにシャッターを切るだけ。撮りたい瞬間を逃さず撮影できる上に、フラッシュもついているので暗い時間帯や室内でも気軽に撮れるのがとてもうれしいです。
ハーフサイズということもあり、少し写りが荒かったり、周辺部が流れてしまったりと少し難点もありますが”写りすぎない”描写が味だと思います。
まだファーストロールなのでこれからたくさん使っていこうと思います。

@abc_krn

Kodak EKTAR H35の作例

手軽に使えてかつ、ひと味違う写真が撮れるものをずっと探していたのですが、なかなか出会うことができず…。そんな中、コダックから新しくハーフサイズカメラが出るとの事だったのでプレオーダーしました。
パシャパシャ沢山撮れるのはてとてもいいですが、枚数の目盛りが見づらいことは少し気になった点でしょうか。また、ハーフサイズのため、1コマの中で隣り合う写真の組み合わせを色々考えて撮っています。そこが難しくもあり、現像した時の楽しみでもあります。
まだ使い始めたばかりで慣れていないので視差や距離が掴めていませんが、いろんなフィルムを試しながら使っていこうと思います。

@popula_kijishiro

Kodak EKTAR H35の作例

手に取ったときはリコーオートハーフより軽く、まるでおもちゃのような重さと質感が少し心配でしたが、現像してみたら仕上がりもよく、とても気に入りました。ピントを合わせる必要がないので、こどもの写真を撮るのにぴったりですね。バッグにいつでも忍ばせておける軽さだし、こどもの「今この瞬間」を手軽に残せます。普段使いに最高なカメラだと思います。

@ind__o

Kodak EKTAR H35の作例

普段使っている一眼レフカメラと違って、ポケットに入れたまま気軽に出かけられるほどコンパクト!メインカメラのサブとしても持ち歩きやすい軽さです。絞りやシャッタースピードの調整がいらないため、被写体を見つけてから撮り終わるまでが早いのも大きな魅力。ハーフサイズではありますが、個人的には2枚の組みはほとんど意識せず、感覚的にパシャパシャ撮ることが多いです。それゆえに、現像を出した後に意外な組み合わせになっていることもばしば。そんなところも楽しみのひとつです。

@room1002

Kodak EKTAR H35の作例

本当に軽いです!川でも海でも祭りでも、荷物を両手に背負っていても気兼ねなくパシャパシャ撮れました。「作品を作る」というよりも「日常を写す」という使い方がぴったり。なんでもない光景やそばにいる友人をパシャパシャ撮るのに向いてますね。このライトな使い心地はハーフサイズとの相性が本当に良いですね。
現像代1300円、フィルム代が1390円の僕だと、一枚38円でフィルムが撮れるという計算に(笑)。実質2分の1のコストなので素晴らしいコストパフォーマンスです。
ただ…ファインダーの縦構図での画角と実際に撮った写真にズレが生じたのは、ちょっと悲しかったポイント。それもこのカメラの特性かと思うので、少しずつ慣れていこうと思います。

@kik_f_lm

小さくて軽くて、写ルンです感覚で使えるのが気に入っています。写りも意外に良く、ハーフカメラなこともあって、気になったものを素直に撮る気持ちにさせてくれるカメラです。

Instagram:@ig_water /Twitter:@ig_water

いつでもポケットに入れているカメラはkodak ektarh35。仕事に行く時も、子供との散歩の時でも常に持ち歩ける軽さはとても魅力的。かつハーフなので気軽に撮れるのがとても良いですね。ハーフカメラはいくつも持っているけれど、ここまでいつも持ち歩いているカメラは初めてかもしれません。逆光時に出るフレアもとても好み。プラスチックレンズ特有のあの感じがたまりません。1/100のシャッタースピードからくる被写体のブレ感も、私にとっては胸を掴まれる程良いところ。室内撮りにはフラッシュがないと厳しいけれど、木漏れ日下ではいい表情を写し出してくれるんです。このカメラで撮ると写真が楽しい魅力であふれます。

@ryoco_158

軽すぎて最高です。つい鞄に忍ばせてしまいます。「写りすぎない写真」が好きなこともあってフィルムカメラを使っているので、EKTAR H35のピントの甘さは嗜好にあっている気がしています。露出など余計なことを考えすぎず感覚で撮れるので、飾らない「思い出写真用」として重宝しています。わたしはハーフカメラ撮影でも1枚ずつ現像する派ですが、2枚1組で現像できるのがハーフカメラならではの魅力。組み方を考えながら撮るのも面白いかもしれません。近々挑戦してみようと思っています。

@jmjhgim

見た目のかわいらしさと手軽さが気に入って購入しました。普段はデジタルカメラを持ち歩いているのですが、フィルムでも残したい!というお出かけの日に小さいカバンにも入るサイズで重宝しています。フィルムならではの空気感が写るのが気に入っていて、現像がいつも楽しみです。また、設定がいらないので4歳と2歳の子供に「撮って~!」とお願いすることもでき、家族でカメラを楽しんでいます。(失敗してもハーフだから…と割り切れます(笑)。)家の中でも思い立ったらすぐシャッターを切れるので、撮りたい日常の瞬間を逃さないのがうれしいです。フラッシュをたくのを忘れて真っ暗な写真になりがちなので、たくさん撮って感覚をつかみたいと思います。

@chihi_film

information

Kodak EKTAR H35の基本情報

2022年7月1日に発売されたハーフフレームのコンパクトフィルムカメラ。
「レトロでかわいい」とSNS上などで大きな話題となり、発売当初は売り切れが続出するほどの人気ぶり。

ハーフサイズカメラのため、24枚撮りフィルムなら48枚、36枚撮りなら72枚のハーフフレーム写真の撮影が可能。シャッタースピードは1/100、絞りはF9.5で固定のため、特別な操作なしで取り出してすぐ撮れるのが大きな魅力。フラッシュはレンズ部分を動かすことでチャージされる仕組み。

手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で、その重さはわずか100g。
「かさばる」「重い」が理由でフィルムカメラの持ち歩きを諦めていた方におすすめのカメラです。

幅・高さ・奥行:110mm×62mm×39mm
重量:100g

#わたしのカメラとは?

「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。


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