とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はLeicaのカメラ「Leica M3」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材
camera:Leica M3
lens:フォクトレンダー COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 P II
film:kodak color plus200

わたしがLeica M3で撮る理由

PROFILE

牧野健人

PROFILE

牧野健人

東京都在住でフリーランスのフォトグラファーをしております。仕事ではアーティストの撮影や宣材撮影を行う傍ら、プライベートではフィルムカメラでポートレートやスナップなどの作品撮りも積極的に行っております。

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中野の中古カメラ店で偶然出会い、ずっと憧れていたカメラだったので思い切って購入しました。
以前は派手なシャッター音の中判カメラや、より小さく軽量なコンパクトフィルムカメラを使用していたのですが、Leica M3ではどちらでも満たせない独特のシャッターフィーリングと持ち歩く楽しさがあるなと感じています。

自分の感覚で撮れる唯一無二のカメラ

お気に入りポイントはとにかく見た目が可愛いこと。写真を撮るには毎日持ち歩く必要があるので、持ち歩きたくなる見た目であることは大切だと思っています。

また、明るさやピントなどを自分でコントロールできるフルマニュアルのため、逆光時や窓際での撮影など、うまく明るさが決まらない場面でも、自分の感覚で合わせることができます。
撮りたい被写体を見つけて、立ち止まって露出を考え、ピントを合わせてシャッターを切る、と言う一連の流れを自分にとって心地いいスピードで行えるのがこのカメラの魅力だと思います。

このカメラのおかげで、今まで以上になんてことない瞬間を撮るようになった気がします。また、誰かとの思い出や何かの記録をより多く残したいな、と思うようにもなりました。
いろいろなカメラを使ってきたけど、どこか自分にハマらない、というカメラ選びに疲れてしまった人にオススメです。

▼Information

Leica M3について

1954年発売の Leica M3 は、ピント合わせと構図確認を一つのファインダーで行えるカメラ。
レンズに合わせてファインダー枠が自動で切り替わり、視差も自動補正されるなど、撮影しやすい機能を多数搭載。
また、シャッターダイヤルを上部に統一し、撮影時にダイヤルが回転しない設計を採用するなど、操作性にも優れています。
静かで柔らかな“コトン”というシャッター音も魅力で、今なお名機として世界中で愛されている一台です。

幅・高さ・奥行:138mm×77mm×33.5mm
重量:595g