「LISTEN TO THE LAND」風景に耳を澄ます。中村友胤×福森翔一
風がちょっとだけ動いた気がする。
光が「ここにいるよ」と言うみたいに揺れている。
よく見ると、自然って案外しゃべりたがりなのかもしれない。
その小さなおしゃべりに耳をすませてみる、「LISTEN TO THE LAND」。
音楽家と写真家が、それぞれのやり方で“感じたこと”を持ち寄る。
音楽は、空気の中にまぎれている声をそっとひろいあげる。
写真は、「あ、いま光がいい顔してるな」という瞬間をつかまえる。
そうやって集まったものを並べてみると、
風景にも、ちゃんと語りたかったことがあるようだ。
さあ、耳を澄ましてみよう。
PROFILE
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中村友胤
東京都在住のサウンドアーティスト。
楽器演奏とフィールドレコーディングを同時にプロセッシングする独自の手法で、繊細かつ深みのあるサウンドを紡ぐ。電子音とアコースティックのバランスが取れた音像が特徴で、これまでに国内外のレーベルから多数の作品をリリースしている。
2020年代に入ってからは、フランスのアンビエント名門レーベル LAAPS/IIKKI より発表されたヴァイナル3作がいずれも完売となり注目を集めた。2023年には、坂本龍一氏に捧げられた追悼アルバム『micro ambient music』に参加し、同作はドイツの音楽批評家賞「German Music Critics Award」Electronic & Experimental部門を受賞した。
PROFILE
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福森 翔一
鹿児島県出身、東京を拠点とし商業的な写真を生業としながら、ライフワークとしてアイスランド旅をフィルムにて撮り下ろした写真集を制作。2025年、全国10ヶ所を写真展にて巡回。