KODAK主催のアーティストと写真家のコラボ企画、第3弾。

「KAMITSUBAKI STUDIO」はじまりのバーチャルシンガー花譜。
14歳のデビューから活動5周年を迎え、2024年1月に国立代々木競技場 第一体育館でバーチャルアーティストとして史上初の単独公演となる、花譜 4th ONE-MAN LIVE 「怪歌」を成功させた。
同日、バーチャルシンガーソングライター「廻花」としての活動も突如発表。誰もが予想しなかった新たなパラダイムシフトを起こした花譜が、様々なアーティストとのコラボレーションを行ってきたプロジェクト「組曲」。2024 年 2 月より「組曲 2」として再始動、第2弾楽曲として、シンガーソングライターの崎山蒼志とのコラボレーションが実現した。本作「抱きしめて」は、崎山蒼志が彼女の声を頼りに書き下ろした、儚さ、切なさ、美しさ、温かさが滲むミディアムチューンに仕上がっている。

今回は、そんな本作にインスパイアされた写真家・市川稜との共創による写真展をお届けします。

とても個人的な話になる。
MusicVideoを制作したとき感じていたのは、孤独感だった。
あの映像は過去に自分が感じていた、集団的な感情を優先していた頃を振り返っての制作だった。
そこから少し時間が経って、少しずつ世界が広がっている。老いは色んなものを解決してくれる。

さて、今回のテーマである「抱きしめて」という言葉。
それを聞いて思い浮かぶ光景はどんなだろう。
おそらく一般的には、愛している人を抱きしめている姿だと思う。
孤独ではない、確かなつながり。
ただ、近くにいるからこそ感じてしまう孤独感。
それは過去の自分と、現在の自分を行き来しているような感覚だった。
その行き来を表現したいと思った。

歌詞を振り返っても、ドンピシャだと思った。

ある国へ行った。
日本以外に答えがある気がしたからだ。
そこには1000年を越す古い歴史ある町並みが広がっていて、それを日常として受け入れて生活し、不便さを受容し日常に取り入れていた。

「愛だな」と思った。
それは今の日本から見るととても無駄なことであるし(スクラップアンドビルドの街である東京で生きていると古いものを残す情緒なんていうものは経済的に排除されているように感じる)、1000年なんていう永遠ともとれる時間をかけてでも守ろうとされている街そのものが「抱きしめ」られていた。

PORTRA 400 / Tri-x 400を使用した中で、その永遠ともとれる時間を閉じ込めるのに1番向いている媒体である、と感じた。
それは目で見たその光が純粋な色として像となって焼き付けられていたからだ。
そのラチチュードの広さに安心感すら覚えたし、過去、様々な写真家たちがこのフィルムを選んだことに納得するものだった。

写真家・市川稜

PROFILE

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花譜 KAF

「KAMITSUBAKI STUDIO」始まりのバーチャルシンガー。
2018年、当時14歳にしてデビューし、素顔を明かさずに3Dモデリングされたアバターを使って活動を開始。多様な表現が生まれ続ける領域の中でも、唯一無二の歌声と世界観を持つアーティスト像を確立する。
コラボ企画「組曲」での様々なコラボレーションが話題となり、現在YouTube登録者数は100万人、総再生回数は3億回を突破。国内外に熱狂的なファンコミュニティを持つ。
活動初期からのメインコンポーザー・カンザキイオリと生み出した楽曲は高い評価を受け、2022年8月、日本武道館でのワンマンライブ「不可解参(狂)」を開催。
2024年1月には代々木第一体育館で第2章の幕開けともいえる 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」開催を控えており、武道館に続きバーチャルシンガー単独公演として最大規模を更新する初のアリーナ公演を成功させた。

次世代のアーティスト活動のスタンダードとしてバーチャルとリアルの垣根を越えるべく奮闘中。

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PROFILE

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崎山蒼志

2002年生まれ静岡県浜松市出身のシンガー・ソングライター。

2018年5月インターネット番組の出演をきっかけに注目を集める。12月にファースト・アルバム『いつかみた国』を16歳でリリース。
翌年の夏にはFUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVALなど、高校生にして大型フェスに多数出演。

2021年1月27日にアルバム『find fuse in youth』でメジャー・デビュー。
同年、Amazon Primeドラマ「賭ケグルイ双(ツイン)」主題歌「逆行」、TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期(2クール目)エンディングテーマ「嘘じゃない」、映画「かそけきサンカヨウ」主題歌「幽けき」、東海テレビ・フジテレビ系 土ドラ「顔だけ先生」主題歌「風来」を立て続けにリリース。

2022年にはフジテレビヤングシナリオ大賞ドラマ『瑠璃も玻璃も照らせば光る』主題歌として「My Beautiful Life」を書き下ろした。

2023年7月19日に話題のTVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」のエンディングテーマ「燈」をリリース。ミュージックビデオはYouTubeで3000万回再生を突破。
12月22日には、自身のアーリーベストとなるホールでのワンマンライブ「崎山蒼志 The Best 2018-2023」の開催。

さらに、2024年1月には台湾と香港で初の海外ツアーを敢行。海外のファンも魅了した。2024年4月13日から初の9都市でのバンドツアー「band tour 2024 “春の滲み”」を開催。自身の22歳の誕生日でもある8月31日には弾き語りワンマンライブ「独演 二十二歳・二十二唱」を実施。

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PHOTOGRAPHER PROFILE

市川稜

PHOTOGRAPHER PROFILE

市川稜

1996年東京都生まれ。映像作家、VJ、写真家。武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒業。
サカナクションのプロモーションムービーをはじめ、10-FEETやsumikaなど様々なアーティストのミュージックビデオを手がけるほか、CMも監督。
また、ULTRA JAPANやNulbarich、水曜日のカンパネラなどコンサートでのVJや、ハウステンボス、ジャンボジェット機へのプロジェクションマッピングを行うなど、多角的に活動中。

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INFORMATION

【神椿幕張宣戦】
KAMITSUBAKI WARS 2024
神椿幕張戦線 IN 幕張メッセイベントホール
開催日:11月2日(土)・3日(日)

[DAY-1] V.W.P 2nd ONE-MAN LIVE「現象II(再)」
[DAY-2] 花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌(再)」

<会場チケット>
[DAY-1] https://r-t.jp/v-w-p
[DAY-2] https://r-t.jp/kaf

<配信チケット>
[DAY-1]https://www.zan-live.com/live/detail/10444
[DAY-2]https://www.zan-live.com/live/detail/10445