市場に全ての“おいしい”がある|コーヒールンバ平岡の北欧新婚旅行記〜カメラとコーヒーと嫁〜 #2
PHOTOGRAPHER PROFILE
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コーヒールンバ 平岡佐智男
松竹芸能所属のお笑いコンビ コーヒールンバとして活動。コーヒー芸人としてテレビ・ラジオに出演する傍ら、自身のカフェブランド SACHIOPIA COFFEE (サチオピアコーヒー)」をオープン。現在、猿田彦珈琲の広報として参画。また、 ジャパン バリスタ チャンピオンシップ」 (バリスタ日本一を決める大会)の司会も務めるなど全身コーヒーまみれの芸人。コーヒー芸人としての出演歴 日本テレビ ヒルナンデス!」 ぐるナイ」、TBS マツコの知らない世界」、MBS 林先生の初耳学」、TBS ラジオ ジューンスー 生活は踊る」 他多数
@sachio_coffeeforme @sachiohiraoka https://www.instagram.com/sarutahikocoffee/2023年6月に旅した、フィンランド・スウェーデンの北欧新婚旅行の様子をフィルムカメラでお届けします。
北欧新婚旅行5:白夜には気をつけたほうがいい
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フィンランド、スウェーデンに行くにあたって、Airbnbでアパートを借りた。 2週間滞在するのでホテルに泊まるのが費用的に厳しかったし( 2〜3 倍変わる)、妻のやりたい ことリストの中に北欧で自炊したいという項目があったからだ。
食費も節約できるし、市場やスーパーで食材を買って地元の食文化にも触れられる。現地のアパートで暮らすように滞在するのは最高だと思った。
ただ、白夜を舐めていた。
6月に滞在したので23時ぐらいまでは、外が明るい。観光して疲れて帰ってきて、まだ明るいからちょっと休憩して、そろそろ陽が落ち てきたのでそこから 料理して、となると……晩御飯を食べるのが24時とかになる。 陽が落ちてきて晩御飯を食べる感覚になっているから、あんまり陽があるうちにお腹が空かない。めちゃめちゃ 生活リズム崩れるから気をつけよう。
北欧新婚旅行6:市場に全ての“おいしい”がある
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ヘルシンキでよく訪ねたのはハニエカミ市場。本当はハニカミエ市場だが、ハニエカミ市場で覚えてしまったので、そう呼んでいる。
ここはヘルシンキ駅からトラムでも電車でも10分程度で行ける市場で、海の近くのオ ールドマーケットより、より生活に根ざした市場のようだ。地元の多くの住民も、買い物に来ていた。
魚屋も肉屋も何軒かずつ軒を連ねている。店によって少し価格が違うので、よく食材と価格を見て買った。きっと品質とか色々違うんだろうが、詳し
いことはよくわからないので、結局おばちゃんの人の良さで買うのが間違いない。接客の大事さに気づいた。
ちなみに、このおばちゃんの魚屋の近くにスープ屋がある。
サーモンのクリームスープだ。大きなサーモンと、野菜、ハーブやスパイス、少し甘いライ麦パンとたっぷりのバターがついている。フィンランドのスープはここでしか飲んでいないけど、おそらく、フィンランドいちうまい。フィンランドに来たテンションの高さで、そう思ってしまうのかと思ったけど、うますぎた。ライ麦パンもおそらくフィンランドで一番美味い。
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スープを飲み干した後、サーモン650gと豚肉1kgを買った。市場に行くと自然と荷物が大きく重くなるので、夫の皆さんは率先してというか、全て持つという意識で過ごすようにしよう。新婚旅行でぼーっと楽しむのはNGだ!
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北欧新婚旅行7:お土産をムーミンで先に決めないほうがいい
フィンランドといえば、ムーミン。ムーミンショップも百貨店に入っていて、ついつい行ってしまう。しかもスーパーマーケットにも実はムーミングッズがたくさんある。
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S マート、K マート、ALEPHA などスーパーがあるが、K マートに結構多いイメージ。ヘ ルシンキ駅の横にあるKマートには専門のコーナーもあるほどだ。
スーパーにはよく行く機会もあり、ついつい買ってしまいがちだが、この後もめちゃくちゃお土産候補の可愛いものや美味しそうなものなどめっちゃ出てくる!
ムーミン好きはムーミンでいいが、そのほかの人には、ほかのものでもいいと思う! 焦らないで!
北欧新婚旅行8:なんか全部うまい
毎日のスケジュールで行くところは決まっていたので、自由に動ける時間が朝しかない と思い、毎朝早朝カフェをすることにしていた。
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この日は KAFFA ROASTERY。絶対行きたいなと思っていたカフェが、アパートから歩いて1分のところにあったのは幸運だった。
シングルオリジンのブラジルとシナモンロール。開店と同時に乗り込んだ。
自分でも驚いたが、注文とか世間話は全く喋れないし、聞き取れもしないが、このコーヒー 豆はどこ産で、ナチュラル精製方法で、焙煎方法は浅煎りで……という内容は聞き取れた。
コーヒー用語が脳にすりこまれてしまっているのか、恐ろしさすら感じた。コーヒーの内容 の時は堂々としていて、注文になると急に言葉が通じなくなるでかいカメラぶら下げた東洋 人がオープンと同時に入ってきて、お店の人は驚いたことだろう。
![コーヒールンバ平岡の北欧新婚旅行記〜カメラとコーヒーと嫁〜 第二回](https://i0.wp.com/encounter.curbon.jp/wp-content/uploads/2023/08/27ef9592ae81de529364b4d8b2c13a98.jpg?resize=1920%2C1261&ssl=1)
テーブルごとにピンクのお花が飾られていて、度を超えたおしゃれだった。
ブラジルのナチュラルはクリーンな後味で甘さがあり、めちゃくちゃおいしかった。 日本でもこのショップの豆を飲んだことがあったが、こんなに美味しかったか……?あれ? フィンランド補正でおいしく感じているのか? いや、ほんとにおいしいなと2度見ならぬ 2 度飲みしてしまうぐらいおいしかった。
翌日訪ねたのはLEVAIN。ベーカリーカフェで店内にパン工房もついていた。ちなみ に、フィンランドやスウェーデンではコーヒーはポットから自分でセルフ注ぎするパターンのお店がほとんどだ。
コーヒーと一緒にクロワッサンをいただいたが、信じられないぐらいおいしかった。クロワッサンの繊細かつ存在感のある層が何枚も重なっていて自分の歯がクロワッサンの層をパリパリパリと破っていくのが気持ちいい。その先のしっとりしたゾーンにたどりつくと、甘いバターの香りと小麦の香り、なめらかな質感がふわっと 口の中に広がる。人生1うまい……のか? あれ、これフィンランド補正がきいてておいしいのか……あれ? これ毎回思ってるな……!
ここからは、おいしいと感じるものはおいしいと思うようにした。
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