【作例レビュー】RICOH AUTOHALF (リコーオートハーフ)SE2|リコーのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.035

はじめてフィルムカメラを買いたいときの疑問を解消する連載「#わたしのカメラ」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はリコーのフィルムカメラ「RICOH AUTOHALF SE2」とその作例をご紹介します。

Photographer・hikage (@higagenoiro

RICOH AUTOHALF (リコーオートハーフ)SE2の作例

RICOH AUTOHALF SE2の作例
RICOH AUTOHALF SE2の作例
RICOH AUTOHALF SE2の作例
RICOH AUTOHALF SE2の作例
model @ihate_sushi__

RICOH AUTOHALF SE2の作例
model @mmoashn
RICOH AUTOHALF SE2の作例
model @runachi28
RICOH AUTOHALF SE2の作例
model @viaauggie
RICOH AUTOHALF SE2の作例
model @jeyroystyle
RICOH AUTOHALF SE2の作例

Camera

RICOH AUTOHALF SE2

RICOH AUTOHALF SE2のカメラ本体

Film

Kodak Gold 200
Kodak ColorPlus 200
Kodak UltraMax 400

Photographer

hikage

愛知県在住。
人の表情や仕草、動的な線の中で最も美しいと感じる点、決定的瞬間などを撮る。
やり直しの効かない一瞬を予想して、目の前の一瞬を切り取る。

instagram @higagenoiro
twitter @hikage_no_iro

わたしがこのカメラで撮る理由

僕はハーフカメラが大好きです。
2枚1組で仕上がる写真。トリミングしたら1枚の写真としても仕上げることができる。
フィルムカメラのみで写真を撮る身として、こんなに魅力が詰まったカメラはありません。

今までたくさんのハーフカメラを使ってきましたが、特にお気に入りのカメラがRICOH AUTOHALF SE2です。
他のメーカーと比較すると、RICOHのレンズは発色が良いと個人的に感じています。

また、RICOH AUTOHALF SE2の特徴は、フィルムの巻き上げがレバーではなくゼンマイのパワーで自動に行われる点です。
事前に巻いておいたゼンマイがフィルムの巻き上げを行ってくれるので、手動巻き上げのフィルムカメラではなかなか行えない連写が可能となります。これは、2枚1組の写真を撮れるハーフカメラにとって、とても魅力的です。
さらに、ポケットに入るくらい小さく、気軽に持ち歩いて撮りたい瞬間にそのままサッとシャッターを切ることができます。
日常使いにとても便利なカメラです。

information

RICOH AUTOHALF SE2の基本情報

1962年にRICOHから10機種展開されたハーフサイズレンズシャッターカメラシリーズ「AUTOHALF」。
RICOH AUTOHALF SE2は、セルフタイマー・自動巻き上げ機能付きの「RICOH AUTOHALF SE」からのマイナーチェンジ機種として1976年に発売。
外付けストロボ等が取り付けられるアクセサリーシューが搭載されました。

自動露出や自動巻き上げですが、電池は要りません。
レンズ周りに搭載されたセレンが、ソーラーパネルのような機能を果たし、 カメラ下部のゼンマイ仕掛けのダイアルを回しておくことで、フィルムを巻き上げます。
2.5mの固定焦点ですが、 シンプルな操作で半永久的に使え、倍の枚数撮影できるハーフサイズということで、”気軽に始められるフィルムカメラ”としても選ばれている一台。

幅・高さ・奥行:89.0mm×67.0mm×34.5mm
重量:350g

他メーカーのハーフサイズカメラの作例記事はこちら↓↓
OLYMPUS PEN EES-2|#わたしのカメラ|vol.010

OLYMPUS PEN FT|#わたしのカメラ|vol.011

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「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。