【作例レビュー】PENTAX MZ7|ペンタックスのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.077

とっておきのフィルムカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はコンパクトなフィルムカメラ「PENTAX MZ7」を特集。
さまざまなユーザーの作例とともに、その使い心地を紹介します。

PENTAX MZ7の作例

それまでデジタルカメラで写真を撮っていましたが、構図や撮った後の調整に気を取られがちだったので、シンプルに撮る事に集中できるカメラを探していた所、カメラ屋さんでこのカメラが目に止まりました。シャンパンゴールドのボディカラーもかえって新鮮で、威圧感のない見た目や、控えめですが歯切れの良いシャッター音、気軽に持ち出せるサイズ感が気に入っています。このカメラがきっかけで色々なカメラを使いましたが、これで撮った写真はどれも記憶にしっかりと残っている気がします。

Photographer / daisuke

愛知県在住、友人に影響され写真を撮り始めました。子供たちが産まれてからは慌ただしい日常の中で、流れていく瞬間を残したいと撮り続けています。

Instagram:@dai.f2

初めて自分で買ったフィルムカメラということもあり、思い入れは強くあります。オートとマニュアルに切り替えができる部分や、旅行の時に首から下げても苦にならない軽さ、求めやすい価格だったのも、初めてフィルムカメラを購入するという決断の際の決め手ともなったと思います。今でも、あまり知識面や技術面においても未熟ですが、好きな人や物をお気に入りのカメラで一枚一枚ゆっくり撮っていくことが小さな幸せと感じております。

ほっけ|Instagram:@filmii_o

information

PENTAX MZ7の基本情報

PENTAX MZ7は、1999年にリリースされた35mmフィルムカメラで、当時のPENTAXのフィルムカメララインナップの中で上位機種に位置していました。

このカメラは、自動露出制御をはじめとする様々な自動機能が搭載されており、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応することができます。また、ボディには防塵・防滴構造が施されており、屋外での撮影にも適しています。

MZ7は、高速なオートフォーカスや高速シャッター速度など、スポーツやアクションシーンの撮影にも向いています。さらに、露出補正やホワイトバランス補正など、写真のクオリティを高めるための機能も充実しています。

また、MZ7は交換レンズ式のカメラであり、PENTAX Kマウントレンズを使用することができます。これにより、さまざまな被写体に対応したレンズを選んで使用することができます。

現在ではフィルムカメラ市場が縮小し、MZ7の新品は入手困難となっていますが、中古市場で入手することができる場合もあります。

幅・高さ・奥行:135㎜ x 92.5㎜ x 64 ㎜
重量:390g(電池とフィルム含めず)

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