【作例レビュー】OLYMPUS PEN F|オリンパスのカメラ|#わたしのカメラ|vol.0105
とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はオリンパスのカメラ「OLYMPUS PEN F」とその作例をご紹介します。
PHOTOGRAPHER PROFILE
PHOTOGRAPHER PROFILE
Yuki-
東京都北区出身。会社員の傍ら、カメラ修理&カスタマイズを行っています。フィルム写真は「光で描く絵」であり「過去の自分からの手紙」でもあります。
この素敵な表現方法を沢山の人に届けばよいなと願い、OLYMPUS PEN Fを紹介いたします。
OLYMPUS PEN Fの作例
わたしがOLYMPUS PEN Fで撮る理由
修理者・撮影者両方の立場で好きなカメラです。
専門的な説明は避けますが、このカメラは当時の「カメラ」を全て過去にした1台です。
あまりに独特な造りのため、他メーカーが全く追随できなかった程です。
今まで15台以上PEN Fを修理していますが、その都度感動してしまいます。
操作感や写りも素晴らしく、写真を撮っている!と思わせてくれる、
どんな時も連れていきたい私の相棒です。
説明はいらない、撮れば分かる。そんな言葉がぴったりなカメラです。
information
OLYMPUS PEN Fの基本情報
OLYMPUS PEN Fは、1963年に発売した世界初のハーフ判レンズ交換式一眼レフカメラ。
お洒落なルックスと優れた操作性が人気の機種です。
当時、OLYMPUS PEN でハーフカメラがヒットしたことで、レンズ交換が可能な一眼レフでもハーフカメラを制作しようと、米谷美久によって開発されました。
一眼レフの強みはそのままに通常の倍の枚数撮影ができるこのカメラは、当時の業界にとって傑作と言える一台に。発売から半世紀以上経った現在でも、人気の絶えない機種です。
幅・高さ・奥行:127㎜×69.5㎜×68.5㎜
重量:595g (F1.4搭載時)