【作例レビュー】ⅿinolta SR T 101 |ミノルタのカメラ|#わたしのカメラ|vol.080
とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はミノルタのカメラ「ⅿinolta SR T 101」とその作例を紹介します。
ⅿinolta SR T 101 の作例
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![medium](https://i0.wp.com/encounter.curbon.jp/wp-content/uploads/2023/04/20230428_amano_minolta_srt_101_vol-4.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
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わたしがⅿinolta SR T 101 で撮る理由
京都の北野天満宮で毎月開催される骨董市「天神市」で、古いカメラを販売されている方からminolta srt101を購入しました。
マニュアルのフィルムカメラの撮り方など全く知らなかったので、カメラに詳しい知り合いに基本的な使い方を教えてもらいました。フィルム1本を撮り終わり初めて現像したものを見たとき、フィルム写真独特の彩度の低さや粒状感、ノスタルジックな雰囲気にとても魅力を感じました。
このカメラは露出をマニュアルで設定してからシャッターを押さなければならないため、大事な瞬間を撮り逃してしまう時もありますが、1枚1枚の重みも感じられます。
最初は露出計に従い撮影していましたが、何枚も撮っていくうちにこのカメラのクセが分かるようになりました。今は太陽の向き、シャッタースピードや絞りを微妙に変えながら、自分好みの仕上がりを見つけていくのが楽しみのひとつです。
フィルムカメラの楽しさを十分に味わえるカメラだと思うので、これからフィルムカメラを始めたいと思っている方におすすめです。
造りも非常に丈夫なので、休日に出かける際には必ずと行っていいほど持ち歩いています。これからも日々訪れる大切な瞬間をこのカメラで残していきたいです。
information
ⅿinolta SR T 101 の基本情報
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コニカミノルタが製造したSRT101は、1970年代に人気を博した35mm一眼レフカメラ。TTL開放測光は現在では当たり前の技術ですが、ミノルタで採用されたのはSR T101が初で、分割測光についてはSRTが世界初。機構は至ってシンプルで、操作性が優れており、初心者にも扱いやすいカメラとして知られています。
マニュアルフォーカスのため、フォーカスリングを回すことでピントを合わせられます。また、露出計が内蔵されており、スプリットイメージファインダーを備えたファインダーから、シャッタースピードと絞り値を確認することができます。
非常に堅牢で、多くのカメラ愛好家に愛されるカメラ。名玉揃いのロッコールレンズとともにその魅力を楽しんでみてくださいね。
幅・高さ・奥行:90㎜×143㎜×86㎜
重量:620g