【作例レビュー】HASSELBLAD 500c|#わたしのカメラ|vol.008

はじめてフィルムカメラを買いたいときの疑問を解消する連載「#わたしのカメラ」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

Photographer・とど (@jump_todo

HASSELBLAD 500c

HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
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HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
HASSELBLAD 500cの作例
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HASSELBLAD 500cの作例
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Camera

HASSELBLAD 500c

HASSELBLAD 500cのカメラ本体

Lens

Carl Zeiss Planar C 80mm F2.8(白鏡胴)

Film

Kodak PORTRA 400

Photographer

とど

朝夕の綺麗な光、移りゆく空の色、四季折々の美しさ。
ファインダー越しに知ることが出来た身近に潜んでいる美しい情景に魅力され写真の楽しさを知る。
目の前の景色とその場の空気感を一枚に閉じ込めるように息を止め、シャッターを切る。 そんな感覚の虜になりデジタルカメラと共に中判フィルムカメラを使用し撮影している。

instagram @jump_todo @todo_brownie

フォトグラファーのカメラへのコメント

側にあるだけで所有欲を満たしてくれるクラシカルなボディとレンズ。

だが大きくて重い。
そして1本のフィルムで撮れる枚数はわずか12枚。
デジタルに比べて手間もコストもかかります。

だからこそ1回のシャッターをゆっくりと大切に。
そうして切り撮った瞬間はより一層特別に大切に思えるのではないでしょうか?

四角いカメラを両手で支え、上から覗き込み、息を止め、シャッターを切る。
そして独特なシャッター音と共に訪れる「撮った」という快感。
これが僕を虜にさせ、またこのカメラでシャッターを切りたい。そう思わせてくれます。

information

HASSELBLAD 500c の基本情報

1941年にスウェーデンで設立されたハンドメイドカメラメーカー「Hasselblad」。
Hasselbladのアイコンとも言えるVシステムの500シリーズの原点である「500C」は、1957年に発売されました。

ビートルズのアビーロードのジャケット写真から、オードリーヘップバーンまで、20世紀後半のハリウッドの黄金期が「500C」によって写されてきました。
クラシックカメラでありながら、専用の高品質のカールツァイスレンズに自動絞り機能を採用したレンズシャッター機構を搭載しており、今もなお愛用者が多いカメラの一つ。

「500 C/M」は、「500C」を元に、露出計が内蔵されたプリズムビューファインダーが装着され、交換可能なフォーカシングスクリーンが装備したマイナーチェンジモデルで1970年発売。

幅・高さ・奥行:120×110×175mm
重量:600g(レンズ別)

関連機材『Hasselblad 500c/m』の作例記事はこちら↓↓
Hasselblad500C/M|#わたしのカメラ|vol.001

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「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。