フォトグラファー・クロカワリュートがstudio CURBON・encounter gallaryの魅力を解剖!
2023年11月、CURBONがオープンした「studio CURBON」と「encounter gallery」。
今回は初めてスタジオで撮影する初心者からプロまでご利用いただける「studio CURBON」と、クリエイターの表現と出会いの場である「encounter gallery」に、フォトグラファーのクロカワリュート氏が潜入。
クロカワ氏のチャンネル「カメラのおかげですTV」と連動して、生まれたてのスタジオとギャラリーの設備や魅力を詳しくご紹介します。
カメラのおかげですTVはこちら。
PROFILE
PROFILE
クロカワリュート
1985年東京生まれ、東京在住。ディレクターやプロデューサーを経て2019年6月に独立したフリーのフォトグラファー。広告・アーティスト・ファッションを中心に幅広く活動中。カラフルな色彩、印象的な画作りが大手企業やブランドから多くの支持を集めている。
@ryuto_kurokawa @ryuto_kurokawa https://ryutokurokawa.tokyo/>>なぜ今、スタジオ・ギャラリーを立ち上げたのか。CURBONの新たな挑戦に迫る特別対談|クロカワリュート×武井宏員の裏話
初心者歓迎! CURBONが作る白ホリスタジオ「studio CURBON」のすべて
クロカワ 今日はよろしくお願いします!
スタッフ よろしくお願いします。
機材搬入しやすいスタジオの入り口
クロカワ ここがスタジオの入口ですね。撮影用品の搬入時は、ガッツリ開けることができるんですか?
スタッフ はい、もちろんです。
クロカワ スタジオの入口の手前まで、車を入れて搬入ができるんですね。
入室して正面が白ホリスタジオ
クロカワ じゃあ中をさっそく案内していただきましょう!
スタジオに入ってすぐ正面が、白ホリですね。白ホリに乗るときはスリッパに履き替えるようです。
*白ホリ:真っ白な壁や背景、空間での撮影を意味する「白ホリゾント」の略称。
クロカワ この謎の台は……、パソコン等のちょっとした機材を載せられる台ですね。やっぱりスタジオだと、パソコンを繋いでテザー撮影をするから助かります。
*テザー撮影:撮影した写真データをリアルタイムでPCやタブレット上に表示しながら撮影する手法のこと。
クロカワ 白ホリスタジオの中にあるのはロールカーテン。絵を黒締めするときに便利ですね。光を回したくないときに使うんですけど、これがスタジオの両サイドについている、と。スタジオの大きさはどれくらいですか?
スタッフ 幅が4.5m、高さが3.2mです。
飲み物有り!ミーティングスペース
クロカワ ここはミーティングスペースですね。
スタッフ 飲み物も販売しておりますので、こちらでご購入いただけます。
衣装室とメイク台 2席
クロカワ こっちはメイク台ですね。光がつくタイプの女優ライトってやつですね。
スタッフ この奥でモデルさんが着替えをしていただけます。カーテンが閉まるようになっています。
充実の機材でカメラさえあればどんなスタジオ撮影も可能
クロカワ そして白ホリの横にあるのは……、僕はよく「カポック」って言うんですけど、スタジオによって呼び方がいっぱいあって(笑)。
スタッフ ここでもカポックです。大きさは2種類あります。
クロカワ 白黒両面ですね。これは巨大なレフ板として、僕もよく使います。白で光をはね返したり、黒で光を締めるってことができますね。
クロカワ 白ホリの左側の通路奥に機材があります。まずセンチュリーが3台。スタンドも6本。
*センチュリー:ライトやストロボを固定する為のスタンド。
クロカワ 脚立類もある。俯瞰撮影ができますね。
クロカワ 通称サイコロと呼ばれる白い箱も。モデルさんが座ったり、物をおいたり、白ホリでよく使う道具です。
クロカワ それからハコウマ。フォトグラファーが足を置く台にしたりとか、撮影時にちょっと高さがほしいときに便利ですね。
クロカワ こちらにあるのは照明関係の機材。僕もお世話になってる「NANLITE」のLED!
スタッフ 500Wが1つ、720Wが2つです。
クロカワ いいですね、大光量ですね!
スタッフ ストロボは「Profoto」の1000Wが2台あります。
スタッフ 紗幕やアンブレラ、120cmのパラボリックもあります。
*紗幕・アンブレラ・パラボリック:光の調節をする機材。
クロカワ ウエイトもちゃんとある。
*ウエイト:スタンドやセットが倒れたりズレたりしないようにするためのおもり。
クロカワ 一番奥にあるのは背景紙ですね。
スタッフ 2.72mが10色ございます。
クロカワ カラフルな写真も、何でも撮れますね! これは嬉しい!
利用料金について
クロカワ どうですか、こういうスタジオ使ったことがないっていう人、初心者でも使って大丈夫ですか?
スタッフ はい、ぜひ!
クロカワ 費用はいくらでしょうか?
スタッフ 1時間5,000円、機材は1時間使い放題1,000円なので、合計して税込みで1時間6,600円。最低利用時間は3時間からとなっております。
クロカワ 準備、撮影、撤収で3時間くらいかかりますもんね。あとはカメラだけ持ってくればいいですね。
使い方は自由自在。可能性と出会いが広がる「encounter gallery」
クロカワ では次に2階の「encounter gallery」ですが……。広い! 声も響く! 白壁で、きれいだなあ。できたてホヤホヤですね。もうオープンしているんですか?
スタッフ 最初の展示が2024年1月より始まります。
スタッフ 机は3つあって動かせますので、受付や物販にお使いいただけます。
クロカワ 入って右奥にある扉は控室ですか?
スタッフ はい、奥にお手洗いもあります。
スタッフ プロジェクターもありますので、映像作品の展示上映にもお使いいただけます。
クロカワ 奥の白壁一面に投影できるんですね。
クロカワ 収納の中にあるのはパーテーションですね?
スタッフ はい。パーテーションは好きな場所に配置していただいて、壁面にも展示していただけます。
クロカワ なるほど、じゃあ広く抜けのいい空間としても使えるし、パーテーションで区切ってもいいと。イベントにも使えそうですね。
これはいろんなフォトグラファーたちが集まって、出会いが生まれる場になるでしょうね。
クリエイターの表現と出会いの場である「studio CURBON」と「encounter gallery」
今回、フォトグラファーのクロカワリュート氏の目線からスタジオとギャラリーを紹介しましたが、CURBONが新たにつくった場をどのように感じていただけたでしょうか?
初心者からプロの皆さままで、ぜひスタジオやギャラリーをご利用いただければと思います。
※貸し出し機材が予告なく変更になる場合がございます。ご心配な方は事前にスタジオスタッフまでお問い合わせください。
公式サイトから、詳細や予約状況がご確認いただけます。
お問い合わせもこちらからお気軽にどうぞ。
■studio CURBON https://studio.curbon.jp/
■encounter gallery https://encounter-gallery.curbon.jp
続編として、白ホリスタジオでポートレートを撮影したクロカワリュート氏によるレビューをお届けします。
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