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【47都道府県】フォトグラファーたちの〝写真のマイルール〟|No.3 【47都道府県】フォトグラファーたちの〝写真のマイルール〟|No.3

【47都道府県】フォトグラファーたちの〝写真のマイルール〟|No.3

【47都道府県】フォトグラファーたちの〝写真のマイルール〟|No.3

フォトグラファーの数だけ、写真との向き合い方や撮り方がある。

47都道府県を拠点に活躍するフォトグラファーに「写真のマイルール」を聞きました。

次世代を担うフォトグラファーたちの十人十色の頭の中を覗いて、新しい撮り方や写真との向き合い方を見つけてみませんか?

【目次】47 Photographer My rule

My rule 1 : Photographer / Masanori Tsuchiya『街を歩いて、素の沖縄を撮る』
My rule 2 : Photographer / Yamamoto Narumi『生きる温度を切り取る』
My rule 3 : Photographer / mana『愛されてきた事実を知る一枚になれるように』
My rule 4 : Photographer / Kohei Yamamoto 『日常コミュニケーションを拡張する』
My rule 5 : Photographer / 聖華『愛しいときめきを残していきたい』
My rule 6 : Photographer / Kensuke Hosoya『予感のようなものを感じた時に撮る』
My rule 7 : Photographer / 小原達郎『写真とは一期一会の写心なり』
My rule 8 : Photographer / Takaaki Nomura『北海道らしさの詰まった、幸せが伝染していくような写真を撮る』

My rule 1 : Photographer / Masanori Tsuchiya『街を歩いて、素の沖縄を撮る』

街を歩いて「素の沖縄」を撮る、ということを心がけている。

沖縄はきれいなビーチや自然など魅力が満載だが、特異な歴史を歩んできた沖縄には、ここでしか見られない風景や物事があるからだ。

沖縄の成り立ちや歴史背景、文化などを多面的に知らないと見えてこない側面があるので、沖縄に関する情報を得ることを大切にしている。

時代とともに街の発展が進み、沖縄独自の魅力が失われていく前に、些細なことでも「素の沖縄」を発見し、その魅力を単なる資料や情報として記録するためだけではなく、ポップでファンタジーを感じられるような写真で表現し、残していきたいという想いで撮っている。

【九州沖縄地方・沖縄県】Photographer / Masanori Tsuchiya

2013年に静岡から沖縄に移住。県内のデザイン事務所でデザイナー兼フォトグラファーとして勤務した後、独立。現在はフリーランスの写真家・映像作家として活動中。

Instagram: @masanoritsuchiya
Twitter: @tsuchiyagraph
Portfolio: https://masanoritsuchiya.com/

My rule 2 : Photographer / Yamamoto Narumi『生きる温度を切り取る』

何を撮る時でも、一瞬のときめきを大切にしている。

その理由は、ときめく瞬間は”誰かが生きる温度”を感じるからだ。

私にとって、生きる温度とは「意図」と「意思」のこと。

意図と意思こそがその瞬間を生きた証として、未来に残したいと感じるものだ。

だから、誰かを思ったり、何かに挑戦したり……そういう瞬間をカメラ越しに待ち、その部分が最大に生かされる瞬間を心の中でじっと待つこともしばしば。

突然やってくる「ときめく瞬間」を逃さないように、基本的にはカメラを構えたままモデルとお話し、撮影するのが私のルール。

【四国地方・徳島県】Photographer / Narumi Yamamoto

1992年生まれ徳島出身。3人家族の嫁と母を兼業中で、Laughという名前で徳島県を中心に活動するフリーカメラマン。”笑って泣ける愛おしい日々を形に”をテーマに写真を撮っている。

instagram:@n___y1222@laugh___nk

My rule 3 : Photographer / mana『愛されてきた事実を知る一枚になれるように』

両親にたくさん写真を残してもらったが、当時はなぜそんなに私を撮るのかわからなかった。

しかし高校生くらいの頃から、姉と写真を振り返る機会があり、幼少期の写真を見ると、そこには私に対して優しく微笑みかける祖父の姿や周りの人々が写っていた。

写真によって、家族からの愛情を感じた。

転じて、最近は子どもや家族の写真を撮ることも多い。撮影させていただいた子たちが大きくなったときに、大切にされていたのだとか、産まれてくる前から楽しみにしてもらえていたのだと、両親から愛されてきた事実を知る一枚になれるように、シャッターを切っている。

私にとって写真は、記憶の栞のようなものだ。

記憶の栞になるような写真を残していきたい。

mana
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mana
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【中国地方・鳥取県】Photographer / mana

京都出身、2019年に米子市へ。学生時代から趣味で写真撮影を始め、いつの間にか写真の世界に浸っていた。鳥取県の美しい四季の移ろいを主にご家族の記念写真や日常の中にある煌めきを写真に残していきたいと思っている。

Instagram:@pen_mmm
Twitter:@ninjin_jet

My rule 4 : Photographer / Kohei Yamamoto 『日常コミュニケーションを拡張する』

“日常コミュニケーションの拡張”をテーマに撮影している。

好きな人が恋人に変わった翌朝のワンルームの匂い。
漂う海風に身は冷えたが、心温まる友人たちとカメラをぶら下げ歩いた冬。
私にとってはどれも忘れたくない記憶だ。

しかしながら、五感で感じた心地よさや当時の感情までを写真や映像で思い出すことは難しく、相手に伝えて共感してもらうことはなおさら難しい。

そのため、今の写真や映像ではうまく伝えられない、空気感や臨場感、温度感、匂いのようなリアルさを記録、共有、再生できるような、”日常のコミュニケーションを拡張”するカメラデバイスの開発を検討しながら撮影している。

趣味でもカメラを自作している。中判改造チェキで友人を撮影すると、10人中10人がその描写に驚いてくれる。

「2枚目を撮るよ」と言えば、今度はノリノリで写ってくれる。そこでいいコミュニケーションが生まれ、撮った写真にも物語が生まれる。

自作したレシートカメラでは、いずれは写真のほかに好きな文字等も印刷できるようにしたい。
例えば、誕生日の子をレシートカメラで撮影して、写真の下に「○○ちゃん、ハッピーバースデー」と印刷し、ちぎってプレゼントすれば喜んでくれると思う。

SNS時代だからこそ、形あるものとして贈る。
これも、失われつつある日常コミュニケーションを取り戻す=現在の日常コミュニケーションの拡張だと思っている。

【近畿地方・奈良県】Photographer / Kohei Yamamoto

1995年生まれ。京都府出身/奈良県在住。Lovegraphカメラマンとして活動したのち、大学卒業後はカメラメーカーに就職。ソフトウェアエンジニアとして画像処理エンジンやアプリ開発に従事する傍ら、次世代カメラの開発プロジェクトを牽引。”日常コミュニケーションの拡張”をテーマにイメージング技術がもたらす可能性を検討している。趣味で”中判改造チェキ”や”レシートカメラ”を自作。

instagram: @ymmt_kou
Twitter: @ymmt_kou

My rule 5 : Photographer / 聖華『非日常を創り出す』

写真を撮る時は、現実味のない非日常を創り出すようにしている。

初めはポートレートや季節の花を撮っていましたが、なんだかよくある写真の1つになっている気がして。そんな私がしっくり落ち着いた撮影スタイルが「非日常を創り出す」こと。

あえて顔を映さない。青空と足を撮る。
構図と色はスッキリさせて余計な情報を消す。

などなど、いかに非現実的に見えるかを模索している。

このルールを決めてから、よくある写真だった1枚が私だけの特別な1枚になった。

【中部地方・愛知県】Photographer / 聖華

愛知県在住の社会人。フィルムカメラで主に作品撮りやスナップポートレートを撮影。フィルムに自分の好きを詰め込んでいる。愛用機はNikon New FM2。

instagram:@seiika_photo

My rule 6 : Photographer / Kensuke Hosoya『予感のようなものを感じた時に撮る』

予感のようなものを感じた時に撮ることが多い気がする。

目の前にある光景や物などからなにかしらの予感やムードを感じ取った時に、シャッターを押したくなる。

撮る時は特にルールを設けたりあまり深く考え込んだりはせずに、その時の感覚や身体の自然な動きと共に流れの中でパッと撮る。

撮影したらそのあとに写真を見ながらあれこれと色々なことを思い巡らせたりするが、そういうことが自分にとって重要なのだと思う。

誰かと一緒にいる時に撮影することや、思い入れのある場所や物を撮影することなど、写真にまつわる時間や関係性についてよく考えたりする。 

【関東地方・東京都】Photographer / Kensuke Hosoya 細谷謙介

群馬県出身、東京を拠点に活動中。現在は写真集を制作しています。

Instagram:@kensukehosoya
Twitter:@KensukeHosoya

My rule 7 : Photographer / 小原達郎『写真とは一期一会の写心なり』

「写真とは一期一会の写心なり」をモットーにお客様・クライアントとのコミュニケーションを大切にし、お客様の気持ちと、自身が想像する絵を合わせ最終的に仕上がる形を共有して撮影に挑む。

スタジオや現場で発生する要望にも対応できるように、撮影前の準備は入念に行い、背景・ロケ・機材・ライティングのセッティングを確認。

主に人物撮影、広告撮影では、『声の聞こえる写真』を撮影できるように、シンプルな構図、ライティング、背景セレクトで被写体を引き出す事を心がけている。

obara tatsuro
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【東北地方・青森県】Photographer / 小原達郎(おばら たつろう)

十和田市 有限会社ふたば写真館 フォトグラファー。
1979年青森県生まれ。東京農業大学を卒業後、帰郷して本格的に活動を始める。ポートレートを主に、広告、動画撮影を行う。これまで全国学校アルバムコンテスト装幀部最優秀賞(2016)、青森県写真館コンテスト金賞(2017)、家族の絆写真コンテスト金賞(2016.2019)、富士フィルム営業写真コンテストテーマ賞(2021)、など多数受賞。東日本大震災で写真洗浄ボランティアに参加。その時の経験から家族写真に力を入れ、写真を通して地域を幸せにする活動をしている。

Instagram:@p.s.futaba
Facebook:@psfutaba
HP:https://psfutaba.com/

My rule 8 : Photographer / Takaaki Nomura『北海道らしさの詰まった、幸せが伝染していくような写真を撮る』

僕は仕事とプライベートで撮る写真や使う機材が変わる。
仕事であれば“幸せが伝染していくような写真”や“北海道らしさ”を意識して。
プライベートであれば“美しさ”や“日常”を意識して。

デジタルとフィルム、それぞれの良さを感じながら、仕事でもプライベートでも写真を撮ることを楽しんでいる。

写真を始めたことで、これまで見えていなかった景色や、日常の中にある美しさ、儚さを少なからず以前よりも感じられるようになった。
それと同時に、写真を通して出会えた人も多い。かけがえのない友人たちに写真を通して恩返ししていきながら、僕が生きてきた証をこれからも写真に残していきたい。

【北海道地方・北海道】Photographer / Takaaki Nomura

1994年、北海道網走市生まれ 旭川市在住。本職は幼稚園教諭、2017年から出張撮影サービスのカメラマンとしても活動中。Instagramではデジタルで撮影した仕事での写真を、Twitterではフィルムで撮影した写真を主に投稿している。

使用カメラ:Canon EOS R5 , PENTAX67 , Canon EOS 1V , Canon Autoboy , etc…

Instagram:@nom.photo
Twitter:@nom_photo
HP:​​​​​​​​https://lovegraph.me/photographers/nom

さいごに

「撮るを力に。写真で世界を豊かにする」

このメッセージに、CURBONの理念を込めています。

日々写真と向き合う撮る人のために、今後も全国で活動するフォトグラファーの発掘と紹介をつうじて多様なフォトグラファーの価値観に触れられる場をつくっていきます。

お楽しみに。

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