ライカよりコンパクトデジタルカメラ「Leica（ライカ）Q3」が6月3日発売。
ライカカメラ社は、コンパクトデジタルカメラ「ライカQ」シリーズの第3世代となる新機種「ライカQ3」を6月3日より発売。
フルサイズセンサーを搭載した「ライカQ3」は、様々な照明条件で優れた写真・動画の描写性能を持ち、操作性と接続性も優れています。ユニークな視点を切り撮り、日常のクリエイティブプロセスを簡単かつ直感的に楽しむことができるスタイリッシュなカメラです。
高画質と高速性能を両立した新たなセンサーテクノロジー
新しい裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、6000万画素、3600万画素、1800万画素の3つの画素数から選択できます。高画質な6000万画素では被写体のディテールや質感を捉えることができ、3600万画素や1800万画素では高速性能が向上し、ファイルサイズも小さくなります。さらに、パナソニック社との協業による「L² Technology（エルスクエア・テクノロジー）」から生まれた最新の画像処理エンジンを搭載し、動作速度も向上しています。
プレミアムなレンズと多彩な機能
最短撮影距離17cmのマクロ撮影やデジタルズーム機能を備えた「ライカ ズミルックスf1.7/28mm ASPH.」の大口径レンズを採用しています。さらに、28mm、35mm、50mm、75mm、90mm相当の画角を選択できるデジタルズーム機能や「ライカ・パースペクティブ・コントロール（LPC）」、「ライカ・ダイナミックレンジ（LDR）」といった撮影アシスト機能も搭載されています。これらの機能を使えば、美しいJPEG画像を簡単に生成でき、撮影後の処理は不要です。
進化したオートフォーカスとクリアなファインダー
ハイブリッドオートフォーカスシステムにより高速かつ高精度なピント合わせや追尾が可能になりました。さらに、位相差検出方式と空間認識（DFD）技術を組み合わせたオートフォーカスシステムは、コントラスト検出方式よりも優れた精度で被写体を鮮明に捉えます。また、新しい有機ELファインダーは576万ドットを搭載し、被写体をクリアかつシャープに映し出します。
自由なアングルと防塵・防滴性能
高精細3.0型のタッチパネル液晶モニターをチルト式で採用し、撮影時のアングルの自由度が高まりました。また、防塵・防滴性能も「ライカQ2」と同等のIP52相当を確保しています。これにより、自由な写真表現や映像表現が可能でありながら、厳しい環境下でも安心して使用することができます。
シームレスな連携と高速転送
BluetoothやWi-Fiでのシームレスな通信に加え、高度なMIMO技術にも対応。データ転送速度は約10倍速くなり、モバイル機器との制作ワークフローがスムーズに。また、「Leica FOTOS」との新たな連携機能として、動画データのモバイル機器への転送や「Leica Looks」のダウンロードも可能に。
多機能で拡張性抜群
動画撮影については、8K動画を記録できるようになったほか、H.265やApple ProResにも対応しました。HDMI端子やUSB Type-C端子を搭載し、ジンバルやモバイルバッテリー、外部ディスプレイレコーダーとの接続もできるように。USB Type-C端子を利用すると「Capture One」や「Adobe Photoshop Lightroom」でのテザー撮影も可能になりました。
ワイヤレス充電が可能に
新たに登場するハンドグリップとワイヤレスチャージャーにより、ワイヤレス充電が可能です。ワイヤレスチャージャーは高性能な専用バッテリーやQi対応のデバイスを充電できる利便性とスタイリッシュなデザインを兼ね備えています。
主要アクセサリー（バッテリー関連）
新製品「ライカQ3」
価格： 902,000円 （税込）
発売日： 2023年6月3日（土）予定
ライカQ3公式製品ページはこちら
https://leica-camera.com/ja-JP/photography/cameras/q/q3-black
