写真家・たしろゆりが個展「Unborn fish」を開催。TOTEM POLE PHOTO GALLERYにて
7月30日から8月4日新宿のTOTEM POLE PHOTO GALLERYにて、 写真家・たしろゆりが個展「Unborn fish」を開催する。
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「Unborn fish」は写真と3つの音声を使って作ったインスタレーション。
人間の生と死は、1つの循環の中にあり、お腹の中にいた時の記憶は死後の世界に通じる場所にあるのではないかと考え作品を制作。
お腹の中にいた記憶を持つ息子ともう死んでしまった祖母。写真と音声で生と死のあいまいな世界線を表現している。
生まれる前の世界と死んだあとの世界を想像する。
息子はお腹の中にいたときのことを 「ずっと寝てた。たまにお魚と遊んでた」と話した。
認知症だった祖母は 「頭の中に水がたまってしまって(わからない)」と繰り返していた。
私たちは循環の中生きていて、同じところへ還っていく。
生まれて死んで、死んで生まれてって一回転してるみたいに。
PHOTOGRAPHER PROFILE
PHOTOGRAPHER PROFILE
たしろ ゆり
1989年愛知県生まれ。二人の男の子の写真を撮る母。2022年1月、個展「きみはいいこ」をNAGOYA ON READINGにて開催。2022年5月おやまだ文化の森「僕、私が永遠に抱きしめたくなるほど大切な一枚展」、2023年5月にはKYOTOGRPHIE 京都国際国際写真祭サテライトイベントKG+「JAPAN PHOTO AWARD+INTUITION2023」へ参加。
▼information
展示情報
展示期間:2024年7月30日(火)〜8月4日(日) 12:00~19:00 (月曜休)
展示会場:TOTEM POLE PHOTO GALLERY 〒160-004 東京都新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F
入場料:無料
展覧会URL: https://tppg.jp/unborn-fish/#more-105220