《10/23から》日本初!ヨーロッパの写真祭「SEEEU ヨーロッパ写真月間 2025」が開幕

日本初のヨーロッパの写真祭「SEEEU ヨーロッパ写真月間 2025」が、2025年10月23日(木)〜11月23日(日)の期間中、東京都内(港区、渋谷区、世田谷区、目黒区、新宿区など)で開催される。

本写真祭は、年に一度、約1か月にわたりヨーロッパの“今”を捉える写真家たちの作品を屋内外で展示するイベントだ。毎年異なるテーマを設け、写真を通してヨーロッパで起きている社会的・文化的な出来事を見つめ、日本との新たな交流を生み出すことを目的としている。

2025年のテーマは「Reframing Realities:現実の新たな輪郭」。写真家たちは「記録」と「創造」のあいだを行き来しながら、武力衝突や移民、気候危機など、揺れ動くヨーロッパの現実を多様な視点で捉える。

展示会場は、建設現場の仮囲いやカフェ、ギャラリーなど都内各地の屋内外スペース。都市の日常空間を舞台に、250点以上の作品が並び、アートと人々が交差する新たな体験が生み出される。

また、本写真祭では「フォト・エッセイ・アワード」を開催。審査員には、写真家のパトリック・ツァイ、IMA編集長の太田睦子、FUTURES代表のキム・ボスケが名を連ねる。公募作品の中から3名のファイナリストが選出され、最優秀賞は開幕日に発表。受賞作品は会期中、ヨーロッパハウスで展示される予定だ。

さらに会期中は、有識者やキュレーター、プロデューサーによるパネルトークや意見交換を行うラウンドテーブルなど、多彩なイベントも実施。イベント情報や申し込み内容は、公式サイトにて公開中だ。

東京の街を歩きながら、あちこちに息づくアートの気配を感じてみてほしい。

▼Information
【会期】2025年10月23日(木)〜11月23日(日)
【会場】東京都内の屋内・屋外会場(港区、渋谷区、世田谷区、目黒区、新宿区など)
【入場料】無料
【主催】KOI NIPPON / KOI [Kultūrinės ir organizacinės idėjos]
【助成】公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】 / 欧州連合
【公式サイト】seeeu
【公式SNS】X @seeeu_jp / Instagram @seeeu_jp