《1/8から》写真家・櫻井圭佑による個展「A selfish Escape -50000kmの逃避行-」を開催@encounter gallery

写真家・櫻井圭佑による個展「A selfish Escape -50000kmの逃避行-」が、2025年1月8日(水)〜1月13日(月)の期間中、東京・茗荷谷にて開催される。海外作品で構成される本展では、2024年にパリ、ロンドン、上海、香港、ニューヨークを巡り、撮影した作品を展示する。

昨年、自らの生き方において大きな選択を迫られ、未来から目を背けてしまいたくなったという櫻井。この渡航を”私的な逃避行”と表現する彼は、この経験を通じて否応なく自己との対峙を強いられることとなった。異国の地でシャッターを切り続けるなかで見出したのは、”旅”は何かを解決してくれるわけではないが、必ず何らかの「変化」をもたらすということだ。

「生きる」ということは、「受け入れていくこと」の作業の連続だ。
全ては自分の選択から始まる。
50000kmに及ぶ、壮大で私的な逃避行。
私はどこかへ「逃げ」たかっただけなのだろうか。
嫌でも自己との対峙を迫られる一人で異国の地へ行くという行為を選択した自分を見れば「逃げたい」という単純欲求のみから起こった選択ではない。
この旅を通して「自分」という存在からは絶対に逃げられないということを明確に再認識した。
今回の個展を二十代の集大成だとは思っていない。
人生はいつだって「今」この瞬間が集大成である。
2024年にパリ、ロンドン、ニューヨーク、上海、香港を歩き、初期衝動に近い感覚で狂ったようにわたしはシャッターを切った。
私がその瞬間を生きていた記録と、その刹那の一部を共有したい。

ーー「A selfish Escape -50000kmの逃避行-」ステートメントより

海外で自らと向き合いながら生み出された櫻井による作品は、新年に新たな気付きを与えてくれることだろう。

▼information

櫻井圭佑 個展「A selfish Escape -50000kmの逃避行-」
【会期】2025年1月8日(水)〜1月13日(月)
【時間】11:00~19:00(最終日は17:00まで)
【場所】encounter gallery
【住所】東京都文京区小石川5-29-5 細木ビル2F 
【アクセス】東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅 1番出口から徒歩7分
【入場料】無料

 

PHOTOGRAPHER PROFILE

PHOTOGRAPHER PROFILE

櫻井 圭佑

1995年 埼玉県生まれ。
2016年-2024年6月まで俳優としてドラマや映画を中心に活動していたが、現在は無期限活動を休止中。
2019年に写真家として初の個展を開催後、個展を自主企画制作にて精力的に開催。2023年には西武渋谷が企画する「y-generationⅢ」国内外で注目を集める写真家6名に選出され、西武渋谷 美術画廊に1ヶ月にわたり作品が展示される。写真家・映像作家として商業映画ポスターやブランドのプロモーションムービーなども手掛ける中、2023年2月に全国公開された映画「君に幸あれよ」で初監督/脚本で長編監督デビューも果たすなど近年クリエイティブ方面における活動にも注目を集めている。

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