《予約販売中》アルミの感光板が現像して返送される試み付き。限定200部の“持ち運べる美術館”濱田祐史の写真集「light there」

写真家、濱田祐史の写真集「light there」が2023年12月1日より刊行される。

アルミの感光板に見えない紫外光を焼き付けた前代未聞の実験から誕生した本書は、限定200部(ナンバー・サイン付)の箱型写真集。

「Portable Museum(持ち運べる美術館)」として企画された本書には、20枚の写真プレートとともに未使用の「アルミの感光板」を1枚収録し、露光後にそれを送ると濱田祐史が現像して返してくれる、という試み付きという。

また、出版記念展が12月5日まで BOOK AND SONS (東京)にて開催中と2024年1月14日から MEDIA SHOP (京都)にて開催されるため併せてチェックしたい。

PROFILE

濱田 祐史

PROFILE

濱田 祐史

1979年大阪府生まれ。2003年、日本大学芸術学部写真学科卒業。東京を拠点に活動し国内外で作品発表をしている。『Primal Mountain』 『photograph』をはじめとし、継続して作品を発表しています。2015年から取り組んでいる色をテーマにした作品では、ユニークな手法を用いて、写真という平面のメディアにおける色や形、画像の考察を行ってきました。デビュー以来、資格によって左右される認識のポテンシャルに興味を持ち、工業製品としての写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな制作を続けています。主な個展に『 K 』(2019)、『R G B』(2018)、『Broken Chord』(2017)、『C/M/Y』(2015)、『Pulsar + Primal Mountain』(2013) (PGI、東京)、『photograph』、『Primal Mountain』(GALERIE f5,6、ミュンヘン 2016) がある。スイスのフォトフェスティバル Images Vevey (2014)、 フランスのエクス=アン=プロヴァンス・フォトフェスティバル (2015) 、モロッコのマラケシュ国際フォトフェスティバル(2019)などに参加。主な写真集に、印刷技術も写真表現のひとつとした写真集『C/M/Y』(Fw:books、2015)、スイスに滞在して雪山登山の過程の記録を落ちている枝のみを撮影し制作した『BRANCH』(lemon books、2015)、『Primal Mountain』(torch press、2019)がある。

URLリンクのアイコン http://hamadayuji.com/ 別のタブで開く

「light there」

刊行日

2023年12月1日

付録

アルミの感光板

部数

限定200部 (ナンバー・サイン付)

定価

24,000円 (税込)

発行&販売ページ

FRAGILE BOOKS
購入はこちら