谷川俊太郎の詩と写真家・川内倫子のコラボ|写真絵本「いまここ」が9月下旬発売。発売記念ツアーも。

谷川俊太郎の詩と写真家・川内倫子がコラボした写真絵本「いまここ」が9月下旬に発売される。

本作は、原田郁子の楽曲「いまここ」の谷川氏の詩から生まれ、楽曲制作時に原田氏が川内氏の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を訪れたことを機に、「本」としてのプロジェクトが動き出した。

自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」という根源的な詩を、川内倫子の写真が彩る構成となっている。

また、本の発売を記念して川内倫子と原田郁子の「いまここツアー」が開催される。9月16日(土)からは熊本での開催で、11月に山梨、2024年2月に東京へと巡回する予定だ。

PROFILE

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川内 倫子

1972年、滋賀県生れ。写真家。2002年、『うたたね』『花火』(共にリトルモア)で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年には第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行なう。写真絵本『はじまりのひ』(求龍堂)、『Halo』(HeHe)など作品集多数。

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POET

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谷川 俊太郎

1931年東京生れ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来8000を超える詩を創作、海外でも評価が高まる。多数の詩集、散文、絵本、童話、翻訳があり、脚本、作詞、写真、ビデオも手がける。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、2016年『詩に就いて』で三好達治賞など。代表作に『六十二のソネット』『旅』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『はだか』『私』など。

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写真絵本「いまここ」

定価

2,750円(税込)
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発行

torch press

制作

詩:谷川俊太郎
写真:川内倫子
企画:原田郁子
デザイン:サイトヲヒデユキ