PENTAX17
#わたしのカメラ vol.152

とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はペンタックスのカメラ「PENTAX17」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材

camera : PENTAX17
作例に使用したフィルム : Kodak Gold200

わたしがPENTAX17で撮る理由

PROFILE

wakana

PROFILE

wakana

大学時代にカメラをはじめ、フィルムカメラの魅力に夢中になりました。光と影が印象的な場面や、日常にある美しい瞬間を残しています。さまざまな写真現像店を利用し、「#現像メモ」で特徴や作例をまとめています。

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PENTAX17は、フィルムカメラデビューにぴったりの一台

pentax17

PENTAX 17は、くっきりときれいに撮影できるだけでなく、フィルム特有の粒状感や色乗りも楽しめるカメラです。片手で楽に操作でき、使い勝手も非常に優れています。

軽量で持ち運びがしやすく、ハーフサイズフォーマットのおかげで気軽にシャッターを切ることができるので、スナップ写真の撮影が増えました。フィルム一眼レフやデジタル一眼レフでは代替できない役割を担えるため、ハーフサイズフォーマットのフィルムカメラを使いたい方やフィルムデビューを考えている方に特におすすめです。

PENTAX17は諦めていたフィルムでの夜間撮影に挑戦できる

pentax17

PENTAX 17は、露出、フォーカス、フラッシュを状況に応じて設定できるため、さまざまなシーンに対応できます。特にフラッシュ付きのハーフサイズのフィルムカメラであるため、夜間撮影にも適しています。

例えば、シャボン玉を飛ばしてフラッシュを焚いた夜の写真を撮るのが楽しみに。これまで難しかったフィルムでの夜間撮影にも挑戦できるようになり、撮影の幅が広がりました。

▼Information

PENTAX 17について

PENTAX 17は、描写性能で高評価を得ていた「PENTAX エスピオ ミニ」のレンズ光学系をベースに、ハーフサイズフォーマット用に再設計されたトリプレットタイプの25mm(35mm判換算で37mm相当)の単焦点レンズを搭載。このカメラには「露出補正ダイヤル」が装備されており、一般的なコンパクトフィルムカメラよりも高度な撮影条件に対応できる仕様となっています。

寸法(幅×高さ×奥行):幅約127.0mm、高さ約78.0mm、奥行約52.0mm
重量 290g(本体重量)