とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はペンタックスのカメラ「PENTAX Optio S30」とその作例をご紹介します。

PENTAX optio s30
作例で使用した機材

camera : PENTAX optio s30

わたしがPENTAX Optio S30で撮る理由

PROFILE

Sonoko Senuma

PROFILE

Sonoko Senuma

高校生のころに出会った一冊の本をきっかけに広告の道を志す。
清潔感と透明感の溢れる写真は、見る人の心にすっと溶け込みながら余韻を残す。
見たときに揺らいだ瞬間や眼差し、溢れる光を優しく掬い上げ、
丁寧に箱におさめるようにそれを切り取ってきた。

「共存する」というワードを軸に、自身の写真をブランド化し、
共感しあえる広告を目指しながら、写真・映像ともに幅広く活動している。

instagramのアイコン @snksnm1997 別のタブで開く @snksnm1997 別のタブで開く URLリンクのアイコン https://www.amana-visual.jp/photographers/sonoko-senuma 別のタブで開く

気軽に持ち運べる、ポッケに入るようなカメラが欲しいと探していたところ、フリマで見つけたカメラが「PENTAX optio s30」でした。

シルバーのメタリックな感じがありながらも、可愛い見た目に惹かれて買った記憶があります。

320万画素と小さいならではのノイズや、すこし粗っぽい明暗の出方、描写が素直なところにときめきを感じます。

PENTAX optio s30

コンパクトで軽い 小さいモニターやファインダーを覗ける楽しさ

重量が175gと、とても軽いので、撮りたい時にさっと取り出せるのが良いです。

少しでも「いいな」と思った瞬間を、よりたくさんおさめたいと思うようになりました。

何気なく過ごしている日、移動している時、出社する道中、些細な日常のトキメキや記憶の断片みたいなものを集めている感覚になるので、常に手放せない存在になっています。

PENTAX optio s30

▼Information

PENTAX Optio S30について

2004年に発売されたPENTAX Optio s40の廉価版として誕生した、PENTAX Optio s30。

本体上面のダイヤルを回して、撮影モードを簡単に選択できることが特徴。

モードの種類は、ポートレート、風景、動画、10種類の撮影シーン別のモードが選択できる。ピクチャー、ボイスレコーディングモードなど9種類。

ヘルプやオート機能を呼び出せるイージーモードも搭載。

幅・高さ・奥行:89mm x 58.5mm x 25.5mm
重量:125g