とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はソニーのカメラ「Sony α7IV」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材

camera:Sony α7IV
lenz: Laowa argus 45mm f0.95・Voigtlander Nokton 40mm f1.2

わたしがSony α7IVで撮る理由

PROFILE

PROFILE

星野慧

フォトグラファー・ビデオグラファー。2001年札幌生まれ。今は秋田に住んでいます。

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ソニーのカメラは機種ごとに特徴がはっきりしているモデルが多いなかで、この機種は基本的な機能がバランスよく備わっており、「ほとんどの撮影シーンに対応できる」というオールラウンダー機なので安心感があります。

以前は、一世代前の「Sony α7III」を使用していたのですが、本格的に仕事を受けるようになり、「Sony α7IV」に買い替えました。

写真は3300万画素で十分な解像感があり、映像は10bit記録に対応しているため、編集耐性も高く、この機種はとても使いやすいです。

また、オートフォーカスのスピードと信頼性が高いところも仕事で重宝しています。写真と映像をすぐに切り替えられる操作性は、プライベートの撮影で便利です。

lenz:Laowa Argus 45mm f0.95

写真と映像、そのどちらにも寄り添う一台

写真と映像というメディアの違いや、それらを使い分けて表現する理由について意識させてくれるカメラです。

これから写真と映像の両方を本格的に始める方、お仕事で使用する方、サブ機としても使いたい方にもおすすめしたいカメラです。

lenz:Voigtlander Nokton 40mm f1.2

▼Information

Sony α7IVについて

2021年に発売されたSony α7ivは、ソニーが誇るフルサイズミラーレスカメラ「αシリーズ」の中核モデル。αシリーズの特長である、フルサイズながら小型・軽量のボディを実現しつつ、直感的な操作性を追求。静止画・動画を問わず快適に操作できるよう、バリアングル液晶モニターや約368万ドット高精細電子ファインダー、タッチ対応かつ刷新されたメニュー画面、静止画・動画の即時切り換えなどのサポート機能を搭載するなど、プロフェッショナルの現場でも通用する高画質と機動力、そして操作性の高さを兼ね備えています。

幅・高さ・奥行:131.3mm x 96.4 mmx 79.8mm
重量:573g(本体のみ)