とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はオリンパスのカメラ「OLYMPUS PEN FT」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材

camera:OLYMPUS PEN FT
lenz:OLYMPUS G.Zuiko Auto-S 40mm F1.4

わたしがOLYMPUS PEN FTで撮る理由

PROFILE

moena

PROFILE

moena

2002年生まれ 千葉県出身。
高校2年生でカメラをはじめ、写真を撮ることが趣味になりました。
その後フィルムカメラに出会い、現在はデジタルカメラとフィルムカメラの両方で撮り続けています。

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一眼レフタイプのハーフサイズカメラはないかと探していたときに出会ったのが、OLYMPUS PEN FTでした。
このカメラの特徴は、ハーフサイズながらファインダーを覗くと構図が縦型になること。普段とは少し違った視点で撮影を楽しめます。

現像を待つ時間さえも愛おしい

ハーフサイズでありながら、一枚一枚に光が差し込み、美しく写し出してくれるのも魅力です。撮影できる枚数が多いため、1本のフィルムを撮り終えるまでに少し時間はかかりますが、現像から写真が戻ってきたとき、たくさんの写真を懐かしい気持ちとともに見返す時間はとても愛おしく感じます。

写真を丁寧に撮影したい方や、フィルムカメラをコストパフォーマンスよく楽しみたい方におすすめの一台です。

▼Information

OLYMPUS PEN FTについて

1966年に発売されたOLYMPUS PEN FTは、OLYMPUS PEN Fの外観を変えることなくTTL露出計を内蔵したモデル。特徴はシャッタースピードに応じて適切な絞り番号がファインダーに指示されるTTLナンバー方式の露出制御システムを採用したこと。美しいボディデザインと撮影のしやすさから愛されているハーフサイズカメラ。

幅・高さ・奥行:127mm×69.5mm×32mm
重量:465g(本体のみ)