とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はニコンのカメラ「Nikon NewFM2」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材

camera:Nikon NewFM2
lenz:AI Nikkor 50mm f/1.4S

わたしがNikon NewFM2で撮る理由

PROFILE

Daiki Tomita

PROFILE

Daiki Tomita

1994年、香川県生まれ。
大学在学中にデジタル一眼レフカメラを始める。
その後、フィルムの色味や空気感に魅了され、フィルムカメラを使うようになる。
現在はスナップを中心に趣味で撮影を続けている。

instagramのアイコン @film_no_tommy 別のタブで開く

ニコンのMFで撮影できるフィルムカメラを探していたところ、店頭に並んでいたのがNikon NewFM2でした。実際に触ると、手に馴染む感じがしたのと、見た目のよさに惹かれたので、購入しました。

機械式でシャッター音がよく、デジタルに負けないシャッタースピードを持ち合わせているのが特徴。ニコンが持つ独特のシャープさがありながら、リアルに近い写りをしてくれると感じます。

瞬間ごとに「なんか良い」という感覚を与えてくれる

本体が軽く丈夫なので、旅行に持って行くときに安心して持ち運べるところが魅力。デジタル一眼レフカメラを使用していたころには出せなかったボケ感を出せるようになったことで、その場の空気感を捉えやすくなり、ファインダーを覗いた瞬間からワクワク、ドキドキを感じるようになりました。

シャッターを押す瞬間も楽しく、現像に出した写真も綺麗であるため、いろいろな瞬間でとっておきのカメラであるという感覚がします。

機械式なので、すべてマニュアル設定で撮影して勉強したいという方や、首からぶら下げて、旅行や撮影しに行きたい方へピッタリの一台です。