とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はミノルタのカメラ「MINOLTA XD」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材
camera:MINOLTA XD
lens:MD Rokkor 50mm F1.4
わたしがMINOLTA XDで撮る理由
PROFILE
PROFILE
あみ
社会人になってからカメラと出会い、フィルムカメラの魅力に夢中になりました。
保育士として働く傍ら、フォトグラファーとしても活動しています。
光や自然、何気ない日常の中で心が動いた瞬間を残しています。
スマートフォンのカメラを人やモノに向けることに苦手意識があったなかで「写ルンです」に出会い、何度か使ううちにレンズ交換式の一眼レフフィルムカメラへと辿り着きました。
「MINOLTA XD」を選んだ決め手は、シャッター音。指に馴染むフラットなボタンを押すと、ガシャンと響く重厚感のある音が返ってきます。その感触と音に心を掴まれ、お迎えしました。

操作感と安心感のある使い心地
ファインダーは見やすく、しっかりとホールドできるボディと手に馴染む質感も相まって、気負わず撮影できます。マニュアル撮影に加え、シャッタースピード優先や絞り優先も備えており、初心者でも安心して使える点も魅力。
写りについても、粒子感が描写を邪魔することなく、柔らかで、その場の空気感まで写し取るような表現がお気に入りです。
現在は故障により役目を終えていますが、もしまたどこかで出会えたなら、もう一度迎え入れたいと思っています。シャッター音にこだわりたい方、柔らかい表現で日常の場面を大切に残したいという方に、おすすめしたい一台です。

▼Information
MINOLTA XDについて
1977年に発売された、MINOLTAを代表する35mm一眼レフカメラ「MINOLTA XD」。
世界初となる、シャッタースピード優先と絞り優先のどちらも選べる両優先AEを搭載し、当時の一眼レフの表現の幅を大きく広げたモデルです。サイズも小さく、ミノルタ製一眼レフカメラのなかでもとくに端正なスタイリングが特徴。見やすいファインダーを備え、手のひらに収まるサイズ感で、軽やかな操作感のまま撮影に集中できます。
幅・高さ・奥行:136㎜×86㎜×51㎜
重量:560g