とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はライカのカメラ「Leica Q2 Monochrom」とその作例をご紹介します。

PROFILE

ハラヒロシ

PROFILE

ハラヒロシ

1975年生まれ長野県在住。デザインスタジオ・エル代表取締役。クリエイティブディレクター・デザイナー。デザイン視点で写真を撮っています。

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Leica Q2 Monochrom本体写真

愛用機材

カメラ:Leica Q2 Monochrom
レンズ:Leica SUMMILUX f1.7/28mm ASPH

わたしがこのカメラで撮る理由

カメラと出会ったきっかけ

主にコンデジでスナップ撮影&モノクロ写真にハマっていたある日、写真家・村田雄平さんのYouTube動画で見かけたM10モノクロームの作例を見て衝撃を受けました。それまでライカなんて雲の上の存在すぎて選択肢にかすりもしなかったし、モノクロ専用機があることすら知りませんでした。気になりすぎて調べはじめたらそこからまっしぐら。せっかちな自分には、レンズ交換なし・AFありのQ2モノクロームのほうが合っていると思い、わずか1週間後に購入していました。

なぜ使いたくなるのか

いつでも持ち歩けるコンパクトさ、無駄のないシンプルなインターフェイス、機能性と美しさを兼ね備えたプロダクト。デザイナーである自分にとっても、これぞデザインの極致…を感じさせる眩い存在感を放っています。シャッター音が控えめなのも、街なかで気兼ねなく撮影できてよいです。

このカメラが自分の作品にもたらした影響

光と影、シルエット、パターン、テクスチャ。モノクロ向きな要素を、ただ捉えるだけでなく圧倒的な階調の豊かさで表現してくれるので、その世界をもっと見たい、感じたいと、写活にもより一層力が入るようになりました。真夏に外を歩くなんてありえないと思っていた自分が、気づいたら1日20,000歩以上歩いていた、なんてことが起きるなんて夢にも思わなかったです。

どんな特徴や魅力があるか

鮮明さ。自分が見ている世界以上にシャープに切り取ってくれて、感動します。また、階調が豊かなので、つぶれてるかな?と思っている部分を持ち上げるとしっかり残っているのもすごいです。作品では、ハイライトとシャドウをくっきり出しつつ、中間の階調もしっかりと表現できるといいなぁと思いながら仕上げています。28mm、35mm、50mm、75mmのクロップと、マクロモードがあり、これ一台でいろいろ楽しめます。

どんな人におすすめしたいか

ライカでモノクロ専用機というこの機種は、かなりマニアックなチョイスだと思います。「モノクロを極めたい」というストイックな気持ちがある人には、その姿勢を強烈に後押ししてくれる一台になるかもしれません。

information

Leica Q2 Monochromの基本情報

Leica Q2 MonochromはライカQ2をベースに作られたモノクロ専用コンパクトカメラ。4,730万画素のフルサイズセンサーを搭載し、固定となるレンズはSUMMILUX f1.7/28mm ASPH。モノクロ写真に向き合って写真を楽しみたい人に特におすすめしたい一台。

目立たない洗練されたボディデザインや控えめなシャッター音は、街のスナップ撮影には嬉しいポイント。ファインダーにもモノクロで表示されるため「写真を撮る」ことに静かに向き合うことができます。

幅・高さ・奥行:130㎜×80㎜×91.9㎜
重量:734g(バッテリー含む)