とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回は富士フイルムのカメラ「FUJIFILM X-Pro3」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材
camera:FUJIFILM X-Pro3
lenz:Voigtlander NOKTON 35mm F1.2
わたしがFUJIFILM X-Pro3で撮る理由
もともと、他のメーカーのカメラを使用していましたが、なかなかテンションが上がらず持ち運ぶことも少なくなっていました。そんなとき、好きな写真家さんがX-Pro3を使っており、写りや色味に惹かれ、購入を決意しました。
見た目も好きで、コンパクトでスタイリッシュな外観に高強度のチタンボディが最高です。また、背面を開かないと液晶が見れない構造なので、ファインダー越しの景色に集中して撮ることができます。

何気ない日常の美しい景色を教えてくれる
このカメラを手に入れてからは、カメラを持ち運ぶ楽しさに目覚め、何気ない日常の中にもたくさんの美しい景色があることを知りました。今の日常写真を撮るようになったのは間違いなくX-Pro3と出会ったおかげです。
背面モニターが隠れている代わりに小型液晶がついているという変わった構造なので、不便だと感じる人もいると思います。ですが、私の場合はむしろその特徴が自分の感性を引き出してくれます。X-Pro3はフィルムカメラを彷彿とさせるので、自由に画作りしたい人や、フィルムカメラらしい写りが好きな人におすすめです。

▼Information
FUJIFILM X-Pro3について
FUJIFILM X-Pro3は、富士フィルムから発売されたミラーレスカメラ。
フィルムカメラのようなクラシックなデザインと、富士フィルムの特徴であるフィルムシミュレーションモードは、古き良きフィルムカメラの良さを忠実に再現してくれます。
また、ハイブリッドビューファインダーは特筆すべき特徴で、光学と電子を組み合わせることで直感的な撮影が可能です。丈夫なチタンボディは軽量で持ちやすく、耐久性も抜群。
どんな場所にも気軽に持ち運ぶことができ、写真を撮る楽しさが直感的に味わえるカメラです。
幅・高さ・奥行:140.5㎜×82.8㎜×46.1㎜
重量:497g(ボディのみ)