とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回は富士フイルムのカメラ「FUJIFILM X-S10」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材
camera:FUJIFILM X-S10
lenz:Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 X-mount
わたしがFUJIFILM X-S10で撮る理由
このカメラを知ったのは、コンパクトで持ち運びのしやすいカメラを探していたとき、富士フイルムのカメラを使っている知人からおすすめされたのがきっかけ。機材の持ちやすさと操作性の良さに惹かれて、購入を決めました。
シーンごとにコントラストや色調を変化させられるフィルムシミュレーション機能によって、自分好みの風合いに設定できるのが富士フィルムのカメラの大きな魅力です。その時々で表現したい雰囲気を自由に再現できるため、長く使っても飽きのこないカメラだと感じています。

表現したい雰囲気に寄り添ってくれる
本体にはコンパクトながら持ちやすいグリップが備わっているため、旅行やふだんの外出時にも気軽に持ち運べます。ストレスなく持ち出せて、すぐにシャッターを切れる機動性のおかげで、ふとした日常の一瞬も写真に残せるようになりました。
機材が重くて外に持ち出すのが億劫になっている方や、手軽に撮影を楽しみたい方、毎回のレタッチは面倒だけれど自分の表現したい色味や雰囲気にこだわりたい方に、おすすめしたい一台です。

▼Information
FUJIFILM X-S10について
2020年に富士フイルムより発売されたミラーレス一眼レフカメラ。約465gを誇る小型軽量でありながら、有効画素数は約2610万画素、イメージセンサーには「X-Trans CMOS4」を採用するなど、当時の最新技術を搭載したカメラで、現在でも高い人気を誇っています。
幅・高さ・奥行:126× 85× 65.4mm
重量:約465g