とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回は富士フイルムのカメラ「FUJIFILM GFX50S II」とその作例をご紹介します。

作例で使用した機材

camera:FUJIFILM GFX 50S II
lenz:中一光学 SPEEDMASTER 65mm F1.4

わたしがFUJIFILM GFX 50S IIで撮る理由

PROFILE

Sosuke Ishihara

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Sosuke Ishihara

香川県在住。日々の暮らしの中で心惹かれる瞬間を記録しています。

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富士フイルムのAPS-C機をずっと使っていましたが、友人が使っていたGFXシリーズカメラを触らせてもらったことがきっかけで、中判の写りのよさに驚きを感じ、このカメラを購入しました。今でもシャッターを切るたびに、被写体が浮かび上がるような描写力に感動します。

一枚ごとに、風景と対話しているような感覚が味わえる

カメラとレンズの組み合わせは約2kgとやや重めですが、そのぶん一回一回の撮影にじっくり向き合える特別な時間をくれます。目の前の景色と丁寧に対話するような撮影体験ができ、「自分が本当に残したいもの」が自然と見えてきます。

スピードよりも深く写真と向き合いたい。そんな人にこそ、このカメラをぜひ使ってみてほしいです。撮るたびに、写真の楽しさを再発見できます。