とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はコンタックスのカメラ「CONTAX Aria」とその作例をご紹介します。
PROFILE
わたしがこのカメラで撮る理由
カメラと出会ったきっかけ
CONTAX Ariaとの出会いは、約10年前です。
当時もこのカメラはフィルムユーザーから人気があり、私も憧れていました。
ふらっと入ったカメラ店できれいな中古に出会い、即購入しました。
なぜ使いたくなるのか
小型で軽量、簡単な操作で美しい写真が撮れ、フィルム写真を気軽に楽しめる1台だからです。
このカメラが自分の作品にもたらした影響
絞り優先モードをいつも使っているので、露出の失敗が少なく安心して被写体と向き合うことが出来ます。
レンズは、Carl Zeiss Planar 50mm f1.4を使っていますが、このレンズとの組み合わせで、フィルム独特の柔らかい描写はもちろん、スッキリ、クッキリした描写も表現出来るので、撮っていてとても楽しいです。
どんな人におすすめしたいか
フィルムの装填と巻き上げが自動で、操作も簡単なので、フィルム初心者の方におすすめです。マニュアル露出も使えるので、じっくり撮りたい方や上級者の方も十分楽しめるカメラだと思います。
information
CONTAX Ariaの基本情報
CONTAX Ariaは、1998年に発売されました。
このカメラを語るうえで欠かせないのが、サイズ感です。このカメラは、持ちやすい大きさと重さで、女性の方でもストレスなく持ち運ぶことができます。
レンズはヤシカコンタックスマウントを採用しており、絶大な人気を誇るカールツァイス社製のもので撮影ができるため、その描写力に心を奪われる方も多くいます。
初心者から上級者まで、本格的な写真を楽しむことができ、現在でも人気が薄れない唯一無二のカメラです。
幅・高さ・奥行:137㎜×92.5㎜×53.5㎜
重量:460g