とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はキヤノンのカメラ「Canon IXY 200F」とその作例をご紹介します。
作例で使用した機材
camera : Canon IXY 200F
わたしがCanon IXY 200Fで撮る理由
友達が持っていて、コンパクトでレトロな感じに惹かれました。
カラーバリエーションも豊富で、手に取りやすかったです。
写りも昔ながらな感じがあり、味のある粗さがいいです。
とにかく小さくて軽い。
近所の散歩にも持ち歩けるコンパクトさなので、何気ない日常を簡単に切り取ることができるので好きです。
レタッチしだいで、色々な雰囲気を出すことができる
フィルムにはなかなか手が出せなくても、近い雰囲気にすることもできます。影を濃い目にすることや、オレンジや黄色を入れることで、よりフィルムらしくなります。
特に逆光や影はしっかり写るのでとても素敵です。空の青も優しい色になります。
コンパクトさを求める人、フィルム調のレタッチに挑戦したい人におすすめしたい一台です。
▼Information
Canon IXY 200Fについて
2010年に発売された、デジタルカメラIXYシリーズ。
ボディカラーは、シルバー/グリーン/ピンク/ブラウンの4色をラインアップ。
タッチパネル上で被写体をタッチするだけで、シャッターを切るまでピントを合わせ続ける「タッチフォーカス」を採用。
動いている被写体でも、シャッターチャンスを逃さない撮影ができる。
撮影シーンをカメラが自動的に判別し、最適な画像処理を行う「こだわりオート」に、新機能「ぴったりフラッシュ」を搭載。
撮影状況に応じて、フラッシュの発光量やシャッタースピード、絞り値、ISO感度を最適に自動設定する。
晴天下での人物撮影時の顔の影、暗い場所での露光不足、近接撮影時の白トビや、背景の露光不足などを抑え、きれいに撮影可能。
幅・高さ・奥行:90.5×55.8×21.2 mm
重量:140g