景色になる家具たち|vol.1 沖原 昌樹 hirven woodworks
日本各地で家具をつくる作り手のまなざしを通して、「ものづくりの現在地」を見つめていく連載「景色になる家具たち」。日々の暮らしに寄り添い、使うほどに深みを増す家具。そこには、木と向き合い、手を動かし続ける人たちの静かな熱があります。
初回は、島根県浜田市弥栄町を拠点に活動する木工作家、沖原昌樹(おきはら まさき)さんの家具をお届け。割れや欠けといった木の“個性”に魅力を見出し、空間に溶け込む「景色としての家具」を生み出す沖原さん。整いすぎたものではなく、生きてきた木の姿をそのまま暮らしに届ける姿勢に、私たちは強く惹かれました。
今後もこの連載では、各地で丁寧な家具づくりを続ける作り手たちを紹介していきます。
手と木がつくるかたち。その先にある、日本の風景を、少しずつお届けしていきます。
PROFILE
PROFILE
沖原 昌樹
hirven woodworks(ハーベン ウッドワークス)
島根県浜田市弥栄町を拠点に木工家具・テーブルウェアを製作。