劇場カメラマンのオフショットたち|芸人・田津原理音
PHOTOGRAPHER PROFILE
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田津原理音
吉本興業所属のお笑い芸人。大阪市24区住みます芸人(生野区担当)を務める。2021年度「ネモフィラ祭り2021Instagramフォトコンテスト」グランプリ受賞。R-1グランプリ2023王者。
@rion_tadzuhara/ @pen_myお笑い芸人の田津原理音です。
写真がすごく好きです。
もう写真と付き合いたいです。
3回目のデートで行った海遊館で「露出難しいね」とかいいながら、キャッキャしたあと観覧車で夜景撮りつつ告白とかしたいです。
そんな写真好きな男が写真を撮られたいがためにお笑いを始めた人たちに囲まれて生活した日にゃあ、そりゃもう。ねぇ?
という自然な流れで僕は普段生活しているよしもと漫才劇場での楽屋風景や舞台袖の写真を撮りまくるようになりました。
そして気づけばイベントのフライヤー作成、番組で発売するグッズ用の写真撮影、お笑い雑誌の撮影など、仕事で芸人を撮るようになってました。
そんな劇場カメラマンの大好きなオフショットをいくつか見てもらいたいと思います!
よーいスタート!
まずは翠星チークダンスのちろるちゃん。
フライヤーを撮影したときのオフショット。
顔が写ってなくても誰か分かるので衣装って素敵だなぁって思いまくりです。
ちなみにコンビ揃ったときの写真はこちら。
どういうコンビ?
続いて同期のピン芸人シモタ。
これは変顔の撮影中、変顔から変顔に移る間の笑顔。基本的に僕はキメ顔の後のちょっと恥ずかしそうな顔がとても好きです。
単独ライブ開演直前の20世紀。
準備するだけでこんな楽しそうなのはずるい。
ザ・プラン9の爆ノ介さんがプラン9加入前、ピン芸人としておこなった最後の単独ライブ。これも開演直前。モノクロフィルムで撮ったため、故人感MAX。
最後にはプラン9さん勢揃い。
スカパラ感MAXに。
こんなふうに舞台袖で写真を撮ってるときこそ、芸人をやっていてよかったぁと心から思います。
漫才劇場のメンバーになるためのバトルライブでみんなが見事上位に入り、劇場メンバーになった瞬間。ピントを外しまくり、ブレまくり。でも熱気が伝わればこっちのもん。
ちなみにそこであがった人。今井らいぱちさん。
ベリーベリーショートの女の子?
しっかりとした女の子、エルフが漫才劇場のホームページ用の宣材写真を撮影をしてるところを撮影。今よりギャル感ちょっと低めのギャルですね。
撮ってるのはこの人。
ポートワシントンの笠谷さん。この人も映像制作も出来まくりのセンス爆発系劇場カメラマン(だから戦場カメラマンみたいに撮影)。
ポートワシントンの笠谷さんと、二人で写真展も開催しました。
展示を終える頃には壁に愛着わきすぎて写真剥がしたくなかったです。
とまぁ、こんな感じでしょうか!
この記事を書くために今まで撮った写真を見返していたら、今はもう衣装が変わっていたり、大阪にはいなかったり、コンビ解散していたりしている芸人がかなり多かったです。
芸人は不安定な職業。変わり映えのない1日なんて1日もないような気がします。
たった今なにげなく撮っている写真たちも10年後に見返したら、泣いてしまう写真ばかりなんだと思います。
うわ、そうか。俺は10年後に見返して泣くために写真を撮ってたんかぁあっっ!うへぇっっ!
気づかせてくれてありがとうございます。感謝感激したところで今回はおしまい。みんなも写真撮ろな!
また聞いてーーー!!