【作例レビュー】OLYMPUS PEN FT|オリンパスのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.048
とっておきのフィルムカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はオリンパスのフィルムカメラ「OLYMPUS PEN FT(以下、オリンパス- PEN FT )」とその作例をご紹介します。
Photographer / hiromin
香川県出身、大阪府在住。季節を感じながら日々を過ごしています。心ときめく瞬間や、大切な人との想い出を残したくて写真を撮っています。まだ見たことのない景色や場所にこれからもたくさん訪れてみたい。昔から心の支えになっているアーティストの写真が撮るのが密かな夢。
Instagram : @shes_hrmn_
オリンパス PEN FTの作例
わたしがオリンパスペンFTで撮る理由
カメラとの出会い
友人が撮影した、とある一枚の写真に心が動いて優しい気持ちになりました。
そのときに友人が使っていたフィルムカメラがオリンパスペンFT。
写真は言葉にはできなかったり伝えられなかったりした想いをその一枚から感じることができるものだと思っています。空気そのものも感じるような。
今でも、ボディ、写り、粒子感が好きです。初めてファインダーをのぞいて撮影した感動は今でも鮮明に覚えています。
オリンパスペンFTを使い続けたい理由
オリンパス- PEN FTはハーフサイズのフィルムカメラです。ハーフサイズカメラは通常の35mmフィルムの一コマの半分のサイズで撮影するため、通常の2倍の量を撮影できる点や、レンズ交換が可能なので背景のボケ感もしっかり楽しる点が好きです。
セットされているシャッタースピードに応じて適切な絞り番号がファインダーに指示されるので、設定がとてもシンプル。フィルムを始めてみたい方にもおすすめです。
日常、撮影、お散歩する際にも持ち歩いています。これからも大切な瞬間を一緒に重ねていきたいです。
オリンパス PEN FTの基本情報
ハーフサイズによる小型軽量化と美しく使いやすいデザインによって、1960年代から70年代にかけてハーフサイズカメラの大ブームを引き起こしたオリンパスPENシリーズ。
1966年に発売されたオリンパス- PEN FTは、オリンパス- PEN Fの外観を変えることなくTTL露出計を内蔵したモデル。特徴はシャッタースピードに応じて適切な絞り番号がファインダーに指示されるTTLナンバー方式の露出制御システムを採用したこと。美しいボディデザインだけではなく、その撮影のしやすさから愛されているハーフサイズカメラ。
幅・高さ・奥行:127mm(幅)× 69.5mm(高さ) × 68.5mm(厚)
※F 1.4標準レンズ付きの場合
重量:630g
hiromin写真展「景色の贈り物」
“心のままに過ごす日々の中で
また、この景色に癒される。私たちが出会ってきた景色を贈り物に…。”
友人の@doi_natsumi_ との二人展。スイーツが充実したカフェのメニューもぜひご賞味ください。
会期:2022年10月22日[土]―10月23日[日]
時間:11:30-18:00
会場:“青星“喫茶とギャラリー @aoboshiya
住所:543-0043 大阪市天王寺区勝山4丁目6-11
#わたしのカメラとは?
「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。