【作例レビュー】PENTAX SPF|ペンタックスのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.083
とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はペンタックスのフィルムカメラ「PENTAX SPF」とその作例をご紹介します。
Photographer / まー
1994年生まれ 兵庫県神戸市出身。
1人で散歩しながらスナップや物撮りも好きですが、いつも一緒にいる大切な人たちの笑顔と思い出を残すことが一番好きです。
フィルム:@ma_____film デジタル:@ma_____digi
PENTAX SPFの作例
わたしがPENTAX SPFで撮る理由
コンパクトなフィルムカメラは持っていたのですが、本格的な一眼レフフィルムカメラがほしいなと思って探していた時に、外見がすごく可愛くておしゃれでレトロなPentaxSPFを見つけてすぐ買いました。一目惚れです。笑
友達に『こんな重たいのによくいろんな場所に持ってきてるね。』と言われます。確かに重さはありますが、その重さを我慢してまで使いたくなる魅力があります。特にこの、デジタルではやっぱり再現できないフィルム独特の粒子とコントラストがたまらなくて、どこにでも連れて行きたくなります。
またその場でどんな写真が撮れたのかを見ることができないのも、私はすごく好きでわくわくしながら現像するのもフィルムの醍醐味だと思います。
私は作品というよりは【生活】や【日常】を切り取ることが好きです。いつも歩いている道も始めて来た街もそして一緒にいる友達の笑顔もPentaxSPFで撮ると特別に感じます。『写真から声が聞こえてきそう』と言われるのが一番嬉しいです。
私も始めて買った一眼レフフィルムカメラがPentaxSPFなので初心者の人でもすごく使いやすいです。そしてフィルムカメラの良さをたくさんの人に知って欲しいなと思います。
information
PENTAX SPFの基本情報
PENTAX SPFは、1979年に発売されたアナログ一眼レフカメラで、35mmフィルムを使用します。耐久性の高いメタルボディで、手にしっかりと馴染むフォルムが魅力の一つです。
ファインダーには、透過式マットスクリーンを採用しており、明るく見やすい表示が特徴です。露出制御は、シャッタースピード優先、絞り優先、プログラム自動露出の3つのモードを選択することができます。シャッタースピードは1/1000秒まで、絞りはF1.4からF32まで設定可能です。
内蔵している露出系はレンズキャップを外すと自動でONになる仕組み。キャップを外したままにしておくとどんどん電池を消耗してしまうので、使用しない時はキャップを必ず閉めることをお忘れなく。
幅・高さ・奥行:143㎜×94㎜×49㎜
重量:620g