【作例レビュー】PENTAX645N II|ペンタックスのカメラ|#わたしのカメラ|vol.075
とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はペンタックスのフィルムカメラ「PENTAX645N II」とその作例をご紹介します。
Photographer / すずき(よ)
フィルムカメラで娘と息子を日々撮っています。写真やフィルムを深夜の静かな時間帯に何度も見返すのが好きです。
instagram : @suzukiyo_filmphoto
Twitter : @daikonkayo
PENTAX645N IIの作例
わたしがPENTAX645N IIで撮る理由
普段は主にPENTAX67を使用していますが、定期的にやってくる「ピント合わせてほしい周期」や、日に日に活発になる子どもたちの影響もあり、中判フィルムカメラでAFが使えるカメラを探していたところ、このカメラと出会いました。
PENTAX645N IIは普段使っているPENTAX67より小さく軽い為、持ち運びしやすいこと、使用レンズの75mmF2.8も短く軽量でオートフォーカスも使え「こんな感じに写っていたらいいな」をよく再現してくれます。中判フィルムカメラだけども、リズムカルに撮れるところが好みです。
私自身はいつでもカメラを携えていたいタイプで、PENTAX645N II+75mmのレンズは家でも近所の公園でも、旅先でも(個人的には)いつでも持ち運べる大きさと重さの為、今後も色々な場面で使用し、その時を残していきたいです。
フィルム装填以外は一眼レフとほぼ同じような操作なので、普段一眼レフを使われている方ならすんなり馴染むカメラだと思います。
初めて中判フィルムカメラを使う方におすすめです。
使用機材
Camera
PENTAX645N II
Lens
smc PENTAX-FA645 75mm F2.8
Film
Kodak GOLD200
Kodak PORTRA400
information
PENTAX645N IIの基本情報
PENTAX 645N IIは、ペンタックスが製造した中判フィルムカメラです。645N IIは645Nの後継機であり、ファインダーの改善や操作性の向上など、多くの改良が施されています。中判フィルムを使用することで、35mmフィルムよりも大きなネガ画像を得ることができ、写真の解像度や色再現性が向上します。645N IIは自動露出や手動露出、マニュアルフォーカスなど、幅広い撮影設定をサポートしており、写真家やプロフェッショナルにとって柔軟性の高いツールとなっています。また、デジタルバックを取り付けることでデジタルカメラとしても使用可能です。そのため、高画質な写真を求めるプロフェッショナルやアマチュア写真愛好家にとって、高性能かつ信頼性の高い選択肢となっています。
幅・高さ・奥行:156㎜×117㎜×121㎜
重量:1050g(本体のみ)