【作例レビュー】PENTAX SP|ペンタックスのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.017
はじめてフィルムカメラを買いたいときの疑問を解消する連載「#わたしのカメラ」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
Photographer・あゆみ (@______foto_69)
PENTAX SP
Camera
PENTAX SP
Lens
Super Takumar 55mm F1.8
Film
FUJICOLOR 業務用 400
Photographer
あゆみ / sugimoto ayumi
1995年岡山生まれ、大阪府在住。
祖父の家で見つけたフィルムカメラで撮影をはじめる。
やさしくて、見た人にあたたかい気持ちになってもらえるような写真を撮りたいと思っています。
いつか写真やデザインで大好きなアーティストと仕事をすることが夢です。
instagram @______foto_69
twitter @______769
HP 作成中…!
わたしがこのカメラで撮る理由
これまでに一番多くシャッターを切ったフィルムカメラです。
レンズ含め比較的に安価で手に入るにも関わらず、はじめて現像のデータが帰ってきて写真を見た時の幸せな気持ちを今でも忘れられないくらい、とても綺麗に写ります。
前期〜後期レンズ、それぞれにフレアやゴーストの入り方が異なり、自分にしか撮れない写真が撮れると思います。
その場の空気感をまるごと閉じ込めたような写真を撮ることができて、初心者としてフィルム一眼をはじめるにはぴったりの一台だと思います。
information
PENTAX SPの基本情報
PENTAX SPは1964年に旭光学(現:ペンタックス)が発売した35mm一眼レフカメラ。 全世界で400万台以上を売り上げたというベストセラー機。
露出計はまだ普及の途上にあった60年代……PENTAX SPは、絞り込み測光のTTL露出計を内蔵し、ハイアマチュア機として手頃な価格で発売。これがきっかけで、一挙に露出計内蔵一眼レフを一般的な存在に。
※TTL露出計:Through The Lens レンズを透過した光を内蔵露出計で測定する方式。
絞り込み測光は使用時に多少の癖がありますが、全体的にスタンダードな操作系となっているため、初めての中古フィルムカメラとしても申し分ない一台。
世界規格のM42マウントが採用され、個性的なレンズやオールドレンズを楽しめるのも魅力。
幅・高さ・奥行:143.0mm×92.0mm×87.0mm(Super Takumar 55mm F1.8付)
重量:623g(ボディーのみ)・826g(Super Takumar 55mm F1.8付)
#わたしのカメラとは?
「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。