【作例レビュー】PENTAX SL|ペンタックスのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.023
はじめてフィルムカメラを買いたいときの疑問を解消する連載「#わたしのカメラ」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
Photographer・naoko (@a.naoko.a)
PENTAX SL作例
Camera
PENTAX SL
Lens
SUPER TAKUMAR 55mm F1.8
Film
KODAK GOLD200
KODAK ColorPlus200
Photographer
naoko
自然のあるところを散歩しながらふと目に止まったもの、心を動かされたものを残したくて写真を撮っています。
風景の中に人物を入れた構図、フィルムで撮る光、オールドレンズならではのフレアやゴーストがとても好きです。
instagram @a.naoko.a
わたしがこのカメラで撮る理由
SUPER TAKUMARのフレアやゴーストが好きで、このレンズを使うためにPENTAX SLを選びました。
露出計も付いていない完全マニュアルのカメラですが操作はシンプル。
自分なりの設定を決めて、ファインダーを覗きながら良いなと思った瞬間や光を感覚的に撮影しています。
information
PENTAX SLの基本情報
1968年に旭光学(現:ペンタックス)から「PENTAX SP」の後継モデルとして発売された35mm機械式一眼レフカメラ、PANTAX SL。
当時、カメラの自動化・内蔵化が進む一方で、故障リスクや精度面で、機械式の需要がまだ残っていた。
それに応えるように、ベストセラー「PENTAX SP」から内蔵TTL露出計が省かれ、よりシンプルなデザイン・機械構造となり、故障の低リスクと機能面を兼ね備えた一台に。
露出計は、代わりに専用外光式露出計によって対応可能に。
基本的な「PENTAX SP」のデザインは引き継がれ、引き続き世界規格のM42マウントが採用。
個性的なレンズやオールドレンズを楽しめるのも魅力。
完全マニュアルの上級者向けへのモデルチェンジ機種のため、本格的にフィルムカメラに挑戦する人には、申し分ない一台。
幅・高さ・奥行:143mm×92mm×88mm
重量:598g
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PENTAX SP|#わたしのカメラ|vol.017
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