【作例レビュー】OLYMPUS AF1|オリンパスのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.071

とっておきのフィルムカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はコンパクトなフィルムカメラ「OLYMPUS AF1」を特集。
さまざまなユーザーの作例とともに、その使い心地を紹介します。

OLYMPUS AF1の作例

写ルンですからフィルムが好きになり、初めて購入したカメラがOLYMPUS AF1です。OLYMPUS AF1を使う一番の理由は持ち運びがしやすいところです。一眼は「よし、カメラを持って出かけるぞ」という時に持つことが多いですが、このカメラはポッケに忍ばせて軽装で出かけることができるのが好きです。また、一眼とは違い全てオートで撮影ができるので、構図などを気にせずに良いなと思った瞬間にシャッターを押せるところが良いです。少し角ばった見た目と、生活防水付のシールが気に入っています。自分の持つカメラの中でフィルムカメラ一号なので、これからも大切に使いたいと思います。

和。|Instagram:@kzm_picture

約3年前、代官山にあるカメラ店で出会ったカメラが、私のお気に入りの一台です。「初めてフィルムカメラを購入する方には」と、お店の方に強くオススメされたのがOLYMPUS Af-1でした。このカメラはシャッターを押すだけで撮影ができる手軽さはもちろん、コンパクトな形状なので外出時にも持ち運びが容易です。他のカメラとは比較することができませんが、シャッターを切った後のフィルムが巻き取られる音は、私にとって非常に響き渡るもので、一枚一枚丁寧に撮影されていることが伝わってきます。また、オートフォーカスなのでズーム機能もなく、今目の前に広がる景色をそのまま写真に残してくれるため、よりリアルな印象を受けます。現像した写真を見返すと、その時の風景や思い出が鮮明に蘇ります。購入してから既に3年が経ちますが、このカメラを使い続ける理由は上述した理由に加え、これまでたくさんの景色を撮らせてくれたことへの感謝の気持ちがあります。今後も大切に使い続けたいと思います。

ネタ|Instagram:@ta_film_ne

information

OLYMPUS AF1の基本情報

「OLYMPUS AF1」とは、1986年にオリンパスから発売された35mmフィルムカメラです。AF1は、オートフォーカス機能を備えており、手軽に高画質な写真を撮影することができました。

このカメラは、当時の最新技術を取り入れており、高精度のオートフォーカスシステム、高品質のレンズ、そして小型軽量なボディが特徴でした。また、プログラムオート露出機能を搭載し、被写体に合わせて最適な露出を自動的に設定することができました。

AF1には、多くのバージョンがあり、最も有名なのは「OLYMPUS AF-1 SUPER」で、F2.8の明るいレンズと、より高精度なオートフォーカスシステムを搭載していました。AF-1 SUPERは、美しいボディデザインと高い操作性を兼ね備えた、非常に人気のあるカメラでした。

現在は、フィルムカメラの需要が減少しているため、AF1のような35mmフィルムカメラは生産されていませんが、その当時の高品質な写真技術と、美しいデザインにより、愛好家たちからは高い評価を受けています。

幅・高さ・奥行:117㎜ x 64㎜ x 47 ㎜
重量:250g

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