【作例レビュー】Nikon New FM2|ニコンのカメラ|#わたしのカメラ|vol.108

とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はニコンのカメラNikon New FM2とその作例をご紹介します。

PHOTOGRAPHER PROFILE

R1KU

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R1KU

スナップを中心に風景やポートレートなど様々な写真を撮影している趣味フォトグラファー。普段はTwitterをメインに写真を載せています。

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Nikon New FM2の作例

Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例
Nikon New FM2の作例

使用機材

レンズ:AI Nikkor 50mm f/1.4S
フィルム:FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400

わたしがNikon New FM2で撮る理由

カメラと出会ったきっかけ

私はデジタルで撮影した写真をフィルム風にレタッチすることが多く、いっそのこと「フィルムカメラを買おう」と思い、大好きなメーカーのニコンさんのフィルムカメラをひたすら調べました。

いくつか候補がありましたが、実際にカメラ屋さんで触ってみて、デザイン、使いやすさ、操作の楽しさがNikon New FM2が一番好みでした。また、運よく状態の良い機体と巡り合えたのも購入するきっかけだったと思います。

なぜ使いたくなるのか

シンプルでカッコよくも可愛くもあるデザインをしているので、見ているだけで使いたくなります。また、FM2はマニュアル露出なので絞り値、シャッタースピード、ISOなど、全て自分で設定する必要があります。そのため、デジタルでは味わえない「”カメラ”という機械を操作している」感が味わえるのも使いたくなる理由の1つです。

このカメラが自分の作品にもたらした影響

私はどこに行くにも念のためカメラを持っていきたい人なのですが、デジタルだと重くて「うーん、今日はいいか」となってしまう場面が多くあります。しかし、FM2はデジタルよりもコンパクトで軽量なので、ちょっと出かける際にも持ち運ぶことができ“写真を撮る”ハードルが低くなったように感じます。

どんな特徴や魅力があるか

・男女問わず使えるシンプルなデザイン
・フィルムカメラ初心者でも使いやすい操作性
・対応レンズの豊富さ
・流通量が多く比較的入手しやすい
・シャッタースピードが1/4000秒まで対応

描写や使い心地、好きなポイント

とにかく全てを自分で操作して設定する必要があるので「”カメラ”を使って写真を撮る」楽しさが凄くあります。デジタルに使い慣れていると最初は不便に感じると思いますが、使っていくうちにその不便さが楽しさに変わってきます。また、個人的には巻き上げレバーの感触やシャッター音がとても好きなポイントです。

 どんな人におすすめしたいか

・初めてフィルムカメラを買う人
・いろんな写真を1台で撮りたい人
・シンプルなデザインのカメラが好きな人

information

Nikon New FM2の基本情報

Nikon New FM2は、1984年に発売されて以来、多くのカメラマンに愛用されてきた機体です。

高速シャッターを搭載し、1/4000秒というシャッタースピードを実現したため撮影の幅が広がり、当時のカメラ業界に衝撃を走らせました。

また、Nikonのフィルムカメラはレンズが豊富に流通している点も嬉しいです。
数ある中から撮影スタイルに合ったレンズを探してみるのも楽しそうですね。

良い意味で癖の少ない洗練されたデザインと性能は、初心者の方の入門機として、はたまたプロカメラマンの頼れるサブ機として幅広い層に絶大な人気を誇ります。

幅・高さ・奥行:約142.5×90×60mm
重量:約540g(ボディのみ)

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