【作例レビュー】minolta SR 7|ミノルタのカメラ|#わたしのカメラ|vol.099
とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はミノルタのカメラ「minolta SR 7」とその作例をご紹介します。
PHOTOGRAPHER PROFILE
PHOTOGRAPHER PROFILE
Mume │ 夢萌
2001年群馬県生まれ。学生時代はフラワーデザインを学びながら高校2年生で写真を始める。就職を機にフォトスタジオへ勤務し、フラワーから写真の世界へ転身。現在は制作会社で専属フォトグラファーをしながら個人の創作活動も行なっている。
@_20___meminolta SR 7の作例
わたしがminolta SR 7で撮る理由
このカメラは、私がこれから写真を仕事にすることを家族に報告をしたときに、祖父が倉庫から出して授けてくれました。
このカメラの好きなところは、シャッター音です。このカメラでしか出すことのできない「カシャン!」という音がとても心地良いです。
丸みのあるボディで、とても手になじみやすく、程よい重量感であるため、「写真を撮っている」という感覚を強く味わうことができます。
初めて本格的なフィルム一眼レフカメラを使ってみたいという方にお勧めです。
information
minolta SR 7の基本情報
minolta SR 7は1962年に販売開始された、ミノルタのマニュアル一眼レフカメラです。CdS外光式露出計を内蔵したモデルとしては世界で初めてでした。
シャッタースピードは1/1000秒まで対応し、さらに露出計も搭載されているため状況を選ばずに撮影をすることができます。また、ボディのフォルムの美しさも唯一無二。ボディ端にある光を取り込むための丸い穴もかわいいアクセントになっています。
ミノルタのカメラは本体だけでなく、レンズも優れたものが多く、今日でもオールドレンズとして人気を誇るAuto Rokkor-PF 58mm f1.4をはじめ、バリエーションが豊富です。
ミノルタのカメラでしか味わえない使い心地や描写を、ぜひ体験してみてください。
幅・高さ・奥行:143㎜×92㎜×86㎜
重量:590g (本体のみ)