【作例レビュー】Minolta AUTOCORD|ミノルタのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.034
はじめてフィルムカメラを買いたいときの疑問を解消する連載「#わたしのカメラ」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はミノルタのフィルムカメラ「Minolta AUTOCORD」とその作例をご紹介します。
Photographer・naoko (@a.naoko.a)
Minolta AUTOCORD作例
Camera
Minolta AUTOCORD
Film
FUJICOLOR PRO160NS
FUJICOLOR PRO400H
Photographer
naoko
自然のあるところを散歩しながらふと目に止まったもの、心を動かされたものを残したくて写真を撮っています。
風景の中に人物を入れた構図、フィルムで撮る光、オールドレンズならではのフレアやゴーストがとても好きです。
instagram @a.naoko.a
わたしがこのカメラで撮る理由
初めは見た目の可愛さに惹かれて購入しました。
今では繊細で優しい写りと、淡い虹色で綺麗な円形のゴーストがお気に入りです。
全てマニュアル操作で露出計も付いていませんが、絞り・シャッタースピード・ピントを合わせていくという工程でじっくり被写体や構図と向き合える点が、私に合っていると感じています。
information
Minolta AUTOCORDの基本情報
1955年から約10年間もの間、改良を重ねながら発売されたミノルタ(千代田光学)の二眼レフ中判フィルムカメラ:Minolta AUTOCORD。
国産の二眼レフカメラの最高峰とも評される一台。
高性能かつ特有の描写力があり、未だに多くの写真愛好家を魅了させているRokkorレンズを搭載。
名前はミノルタとゆかりの深い兵庫の六甲山に由来というお茶目さは、より愛着が湧いてしまうのでは?
そして、Minolta AUTOCORDの大きな魅力の一つが、操作性。
巻き上げはボディ側面のクランクレバーを回して行い、ピントはボディ下部のレバーを左右に動かし調整と、カメラをしっかりと安定させながらの撮影が実現。
フィルムカメラの中でも、一際特徴的でレトロなデザインが故に人気が高まる二眼レフカメラ。
Minolta AUTOCORDは、機能面でもデザイン面でも、二眼レフカメラデビュー機として申し分ない一台。
幅・高さ・奥行:95mm×143mm×100mm
重量:970g
#わたしのカメラとは?
「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。