【作例レビュー】Leica M4|ライカのカメラ|#わたしのカメラ|vol.063

とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はライカのカメラ「Leica M4」とその作例をご紹介します。

Keiko. / 珈琲写真家

1969年生まれ、熊本在住。
使用機材:Leica M4 ・M10-D ・Q2
珈琲の香りを、温もりを、穏やかな時間を。
写真にそっと閉じ込めるように
『珈琲のある風景』を撮影しています。

Instagram : @keiko_mini32
Twitter : @keiko_mini32
Note:keiko_i


Leica M4の作例

leica m4の作例
leica m4の作例
leica m4の作例
leica m4の作例
leica m4の作例
leica m4の作例
leica m4の作例
leica m4の作例
leica m4の作例

わたしがLeica M4で撮る理由

わたしとLeicaのカメラとの出会いは2018年。
熊本のフォトスタジオ『haco』の店主、平田克広氏のLeica M4 BPでした。
当時は触れることすら出来なかった私の中に、ぼんやりと『私もいつかLeicaのカメラを手にしてみたい。』そんな憧れの気持ちが芽生えたのを覚えています。

その「いつか」は「おそらく実現することのない、遠い、いつの日か」のはずだったのですが…2019年8月、自分の生まれ年である1969年製のM4と運命的に出会ったことで、思っていたよりも随分早く憧れのカメラは私の元にやってきました。

私はM4で写真を撮る時に
・撮りたい被写体にあわせて絞りとシャッタースピードを選択する
・フィルムを巻き上げる
・ファインダーを覗いて二重像でピントを合わせる
・構図を決めてシャッターを切る
そんな一つ一つの手順を、どんな写真が撮れるのか想像しながらゆっくりと進めていくのが好きです。

それはおいしい珈琲を飲むために、丁寧に珈琲を淹れている感覚とよく似ています。そして、古いLeicaレンズの1mという最短焦点距離による被写体との距離感が、写真に心地よい余白を作り出してくれるところも気に入っています。私にとってM4は、不自由さを楽しむカメラなのです。

スマートフォンを取り出して片手でさくっと写真が撮れる時代だからこそ、1枚1枚を丁寧に撮ることでその時の自分の感情までもフィルムに閉じ込めてくれるカメラを、とても愛おしく感じるのかもしれません。

information

Leica M4の基本情報

leica m4のカメラ

Leica M4は、1967年に製造された、レンジファインダーカメラ。往年のブラックペイントのライカはM4が最終型となりました。アメリカの写真家、ソール・ライターや、鳥取砂丘をテーマにした写真家として知られる植田正治、俳優でシンガーソングライターの福山雅治さんなどが愛用しているカメラです。

ライカM3とライカM2を組み合わせて、よりブラッシュアップさせたのがM4。M4以前のMシリーズでは、フィルム装填時にスプールを抜く必要がありましたが、M4ではスプールが固定され装填がしやすくなったのがうれしいポイント。フィルムの巻き戻しはクランクに変更になったことで、フィルムの巻き戻しが格段に楽になりました。

「クラシックLeicaの完成形」と呼ばれるこの機体は、無駄が省かれたボディは洗練された印象。その佇まいを眺めているだけでも、なんだかわくわくしてきます。完全機械式ゆえに、メンテナンスを欠かさなければこの先の人生を共にする愛機にもなりえます。「ずっと大切にしたい一台」を探している方にぜひおすすめしたいカメラです。

幅・高さ・奥行:138mm×77mm×33.5mm
重量:560g

そのほかのLeicaの作例記事はこちら↓↓


Keiko.写真展「記憶の欠片」

会期:2023年2月3日[金]〜2月5日[日]
時間:11:00〜22:00(2/3は14:00〜)
会場:HuBase
住所:東京都文京区水道2丁目13-4ビクセル文京103

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