【作例レビュー】CONTAX T3|コンタックスのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.051
とっておきのフィルムカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ 」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はコンタックスのフィルムカメラ「CONTAX T3」とその作例をご紹介します。
Photographer / hikari
日々、ふとした瞬間を逃がさないように 常にカメラを持ち歩きシャッターチャンスを探している。さまざまなカメラで家族やモデル、街のスナップなどを撮りながら写真ライフを楽しんでいる。
Instagram : @_hikari_shot
CONTAX T3の作例
わたしがCONTAX T3で撮る理由
カメラとの出会い
私がこのカメラで撮る理由。
CONTAX T3の出会いはかれこれ15年前。
まだカメラで写真を撮りはじめていない頃に、旦那さんがカメラ好きの友達に勧められて買ってきたのがCONTAX T3でした。
CONTAX T3を使い続けたい理由
その頃は家族旅行の時にカメラを持っていき現像、プリントして写真をアルバムに入れていました。
それから15年後フィルムカメラを使うようになり、ふと昔コンパクトカメラが家にあったことを思いだし、CONTAX T3が再登場したのです。
最初はCONTAX T3の魅力も分からず撮っていましたが、あるとき室内で撮ったシャープで高コントラストな描写が好きだと気づき、それからこのカメラの虜になりました。
またCONTAX T3が写しとる写真の立体感も大好きです。
先日友人と訪ねた朝の海と空の青がたまらなく美しく、あらためての描写に惚れ直したところです。
information
CONTAX T3の基本情報
1990年代の高級コンパクトフィルムカメラブームの立役者CONTAX T2の後継機として2001年に発売された高級コンパクトフィルムカメラCONTAX T3。
コンパクトカメラの中でも、優れた操作性と高い性能のレンズを搭載し、プロの間でも愛好家が多い。 実際、写真家:奥山由之さんの愛用カメラの一つがCONTAX T3。
T2から継承されたCarl Zeissレンズは35mm。最短撮影距離は、T2のおよそ半分の0.35m。さらに、最高1/1200秒のシャッター・精度の高いマルチAFが搭載され、撮れる幅が格段に広がり、一眼レフに匹敵するほどの描写力。
ボディは、お馴染みの高級感のあるチタンで、T2よりも一回り小さく小型化。毎日ポケットに忍ばせ、街を歩くのを想像するだけで夢が膨らむ…そんな特別な一台。
幅・高さ・奥行:105.0mm×63.0mm×30.5mm
重量:230g
#わたしのカメラとは?
「作例から選ぶカメラ」そんな連載があったらいい——。写真と歩むライフスタイルを提案するCURBONがお送りする、作例から選ぶフィルムカメラ連載「#わたしのカメラ」です。