【作例レビュー】Canon Autoboy MINI T|キャノンのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.036

とっておきのフィルムカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ」。

そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。
また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。

今回はキャノンのフィルムカメラ「Canon Autoboy MINI T」とその作例をご紹介します。

Photographer・あゆみ (@______foto_69

Canon Autoboy MINI T

Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例
Canon Autoboy MINI Tの作例

Camera

Canon Autoboy MINI T

Canon Autoboy MINI Tのカメラ本体

Film

Kodak ColorPlus 200

Photographer

あゆみ / sugimoto ayumi 

1995年岡山生まれ、大阪府在住。

祖父の家で見つけたフィルムカメラで撮影をはじめる。
やさしくて、見た人にあたたかい気持ちになってもらえるような写真を撮りたいと思っている。
写真やデザインで大好きなアーティストと仕事をすることが夢。

instagram @______foto_69
twitter @______769

わたしがこのカメラで撮る理由

軽くて持ち運びやすく、旅行や遊びに行くときにはいつも一緒!
ポケットからパッと取り出して撮影できるため、何気ない一瞬を撮ることに適しています。

持ち運びやすいカメラを使う理由は、写真を撮りに行く日は一眼レフも持っていきますが、
ポケットサイズのカメラがあると「撮りたい!」と思った瞬間をフィルムに収められるから。

買い物途中に出会った近所の猫や仕事帰りの夕焼けなど
生活のなかでも撮りたい瞬間と出会うので、
カメラを取りだしてオート撮影ができるのはありがたく
Canon Autoboy MINI Tのような、すぐに撮影できるカメラは重宝しています。

ときには玉ボケが出ることもあるので「一眼レフで撮ったっけ?」と思うことも。
デジタルの一眼レフを使用するときも単焦点のオールドレンズを使用していますが、
背景がソフトにボケるので柔らかい雰囲気の写真になります。

フラッシュを焚くとパッキリした写りになりがちですが、ISO400以上のフィルムを入れて撮影すれば、少し暗い場所でもフラッシュを焚かずに撮れるところがお気に入りです。

暖かく、柔らかい写真を撮りたい方におすすめのフィルムカメラです。
このカメラで撮る夕焼けがだいすきです。

information

Canon Autoboy MINI Tの基本情報

1991年に発売された35mmAFコンパクトフィルムカメラ。
幅53mm・255gというコンパクトフィルムカメラの中でも薄型・軽量のCanon Autoboy MINI T。

同時期に発売された「Autoboy MINI」との違いは、 前作の「Autoboy TELE」の機能を引き継ぎ、カメラ前面のスイッチで38mm単焦点と70mm望遠の2焦点切り替えができる点。

前面に、電源スイッチ・2焦点切り替えスイッチ、上面には、セルフタイマー・シャッターボタン、背面には、日付設定ボタン・フラッシュ切り替えスイッチ、と極めてシンプルな操作性とデザイン。日常的に持ち歩けるシティなフィルムカメラ。

幅・高さ・奥行:125mm×68mm×53mm
重量:255g(電池含む)

Autoboyシリーズの作例記事はこちら↓↓


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